2019年4月12日 11:30
ルイ・ヴィトン、“東京”に着想を得たヴァージル・アブローによる初の2019秋冬プレコレクション発売
カレッジウエアを連想させるボンバージャケットは、パープルチェックやトープのフォックスファーで解釈され、ブラックレザーのアビエータージャケットは、ホワイトのシアリングやパイソンのテープが際立つ。フリースジャケットを本コレクション風に解釈したブルゾンには、オフホワイトのフェルテッドシアリングにレッドのベロアポケットがあしらわれている。
Photographer:Nick Sethi
少年時代をテーマの1つに据えたヴァージル・アブローは、アウターウエアやテーラリング、ネイビーやオレンジのハーネスを立体的に表現したアイテムを新たに登場させ、人生の最初のステージで少年の身を包み込むようなウエアというアイディアを反映させている。テーラリングには、すでにシグネチャーとして確立されたクリースとミッドレイヤリングのコンセプトから成る、ブレザーとトラウザーズ、ハーネスが新解釈のスリーピーススーツとして展開。トラウザーズは、アンクル部分のスリットやクラシックなカーゴパンツ、ポケットを裏返しにしたディテールなどさまざまな形で表現されている。
左:「チョーク・スリングバッグ」(22万5,000円)、中:「フラット・ヴェルティカルトート」