森山大道×YOSHIROTTENによる空間・ビジュアルデザイン。イセタン ザ・スペースで新宿を新たな解像度で捉える「SHINJUKU_RESOLUTION」開催
森山大道×YOSHIROTTENによる空間・ビジュアルデザインや、新宿の名店とクリエーターのコラボレーションアイテムを発売します。
さまざまな顔を併せ持ち、雑多な雰囲気を持つ私たちの街「新宿」
1923年の関東大震災時に地盤が強くほとんど影響を受けなかったため、駅周辺に交通が集中し発展したこの街。戦後の闇市から商店街化、60年代商業の急激な発展により今の新宿のベースができあがった、高度経済成長期に西新宿側は再開発ラッシュとなり、91年の都庁移転後も街は変容を続けている。そんなヒストリーとともに、複雑な街のつぎはぎの表情は、褪せない魅力を醸し続けている。
RESOLUTION - 解像度
解像度をあげることによって初めて、眼前に表出するもの
解像度を下げ抽象化を進めることで立ち現れるもの
単純に、図像を拡大⇆縮小するという行為によって、獲得できる感覚を超えて
わたしたちは、表現を読み感じることができる。
いくつも複層の視座に、解像精度は存在する。
商いをおこなうもの、生活を営むもの、目的や想いをもってやってくるもの
ここを訪れる人々そのものが街の景色を構成する、複層的な人の営み
新宿の有り様と、新宿へ向けられた眼差しは、表現者を刺激し、文化を刺激する。