「マーベル展」六本木ヒルズで開催 - アベンジャーズやスパイダーマンの衣装、小道具など200点が集結
では、アベンジャーズやスパイダーマンなどおなじみの作品やキャラクターの展示をはじめ、日本初公開となる貴重な資料、衣裳や小道具など約200点を展示。「ヒストリー」「ヒーロー」「カルチャー」「シネマティック・ユニバース」「アート」の5つの視点から、過去から現在に至るまでのマーベルとその世界観を感じることができ、人気の秘密を紐解く構成となっている。
六本木ヒルズ展望台 東京シティビューのエントランスには、日本初公開となる5mのアイアンマンが登場。日没後から22時までの間は、ガラス張りの窓一面に広がる東京の夜景と、アイアンマンのライトショーのコラボレーションも。
「ヒストリー」誕生した歴史を遡る
「ヒストリー」のセクションでは、マーベルの歴史が紹介される。創成期はコミックブック出版のブームが興隆した1930年代に遡る。前身であった出版社「タイムリー・コミックス」が1939年にアンソロジー・コミック誌『マーベル・コミックス』の第1号を創刊したのが、事実上のマーベルの始まりだと言われている。その後すぐに『キャプテン・アメリカ・コミックス』が誕生し、第二次世界大戦を背景に大変な人気を集めた。
そして、スーパーヒーロー・コミックス文化が新時代を迎えた1960年代、1961年の『ファンタスティック・フォー』を皮切りに、現在活躍するスーパーヒーローたちが続々と生み出されていった。