映画『KUBO/クボ 二本の弦の秘密』中世日本が舞台のストップモーションアニメ、スタジオライカ最新作
主人公のクボとともに旅をし、戦い、彼を見守る優しい”サル”だ。『クボ 二本の弦の秘密』は声でアクションを演じるのだが、役柄について次のように話す。
「サルは辛口で、どう猛で、面白くて、皮肉っぽい。そして本当に正直。残忍なほどに正直。賢くて、悪びれたところがないキャラ。でも心の奥底は、とても硬い殻に覆われた、柔らかい部分があります。卓越した武道家で、サバイバルにかけては抜群に腕が立ちます。
言ってみれば戦士ですね」
なお、日本語版では、攻殻機動隊シリーズ草薙素子役の田中敦子が“サル”を担当している。
お茶目な”クワガタ”
お茶目でどこか可愛らしい憎めないキャタクター“クワガタ”。ノリは軽いのだが弓の名手でもある。英語版ではマシュー・マコノヒーが声を演じた。日本語版はピエール瀧が担当している。
監督は大の日本マニア、トラヴィス・ナイト
監督は、「ナイトメアー・ビフォア・クリスマス」のヘンリー・セリック監督による3Dファンタジーアニメ『コララインとボタンの魔女』でアニメーターを務めたトラヴィス・ナイト。黒澤明や宮崎駿を敬愛する大の日本マニア、そしてナイキ(NIKE)の創業者の一人であるフィル・ナイトの息子としても知られる人物で、次回作にはトランスフォーマーシリーズ最新作『バンブルビー(原題:Bumblebee)