R・スコット新作映画『ゲティ家の身代金』愛する人を救うのは金か愛か?
業界の重役をはじめ関係者が映画化されていない脚本を投票で評価するものだ。
『ソーシャル・ネットワーク』や『セッション』、日本でも人気の高い『(500)日のサマー』などが過去にリストに載った作品。リストに載った脚本は、後にアカデミーやゴールデングローブ賞を受賞することが多いことで知られており、デヴィッド・スカルパによる『ゲティ家の身代金』の脚本は、制作前から既にお墨付きを受けていた。
ミシェル・ウィリアムズ、マーク・ウォールバーグなどが出演
巨匠リドリー・スコットが監督する上に、期待を集めた脚本だけにキャストも実力派揃い。アカデミー賞に多々ノミネートされる演技派がキャストに加えられた。主人公ゲイル・ハリス役を、前期『マンチェスター・バイ・ザ・シー』でアカデミー助演女優賞にノミネートされたばかりのミシェル・ウィリアムズ。元CIA捜査官で誘拐事件のアドバイザーとなる人物フレッチャーをマーク・ウォールバーグが演じることになった。
公開を目前にゲティ役ケビン・スペイシーの降板劇が発生
そんな公開前から期待されていた作品だが事件が起こる。
実はこの映画にはアカデミー賞受賞俳優ケビン・スペイシーの出演が決まっていたのだ。