最高峰バイオリン「ストラディヴァリウス」の展覧会が六本木で、300年の歴史をもつ“感動の音”の秘密
‘f’orm - 形づくられるまで
次に紹介するのは制作過程。完璧な造形とも謳われるストラディヴァリウスが世に送り出されるまでの制作環境を、ライブデモンストレーションを踏まえて紹介。ヴァイオリンクラフトの聖地・クレモナの工房の様子も再現する。
‘f’ormula -音の秘密について
音の秘密を紐解く3つ目の視点では、ストラディヴァリウスのサウンドデザインに迫る。木やニスといった素材なのか、卓越したクラフトマンシップのせいなのか、はたまた人間の感動の仕組みにキーがあるのか。クラシック有識者やテクノロジスト達とのセッションを通して、“感動の音”の源泉を辿る。
‘f’uture - 未来について
そして最後に語られるのは、ストラディヴァリウスの未来。ローマ法皇から現代の演奏家に至るまで、一挺一挺につけられた名前には出会いのストーリーが潜んでいる。
歴史の中でも抜きんでた20挺を生で見られるのは滅多にない機会だ。これまでの300年からこれからの300年へとヴァイオリンがこれから歩むべき未来へのヒントを浮かび上がらせる。
ゲストを招いたミニライブで“感動の音”を実感
会期中に開催されるミニライブでは、国内はもちろん世界で活躍するアーティストたちが集い、展示されているストラディヴァリウスを用いて生演奏を披露。