2020年1月23日 17:00
展覧会「生誕135年 竹久夢二展」京都・日本橋の髙島屋で、厳選約150作品を集積
展覧会「生誕135年竹久夢二展 -幻想の美秘められた謎-」が、京都髙島屋にて2020年3月15日(日)まで開催され、日本橋髙島屋S.C.にて5月13日(水)から5月25日(月)まで開催予定だ。
尚、当初予定していた、横浜髙島屋、大阪髙島屋での開催は中止。
大正ロマンを象徴する詩人画家・竹久夢二の展覧会
「生誕135年竹久夢二展 -幻想の美秘められた謎-」では、美術史家・竹久夢二学会会長である高階秀爾監修のもと、夢二郷土美術館の所蔵作品を中心に、厳選した約150点の竹久夢二の作品を、全4章で構成し展示。アメリカ西海岸滞在中に夢二が新たな画境を求めて描いた《西海岸の裸婦》と《花衣》が、夢二郷土美術館外で初めて揃って公開されるなど、貴重なラインナップを揃える。
第1章 樹下美人から海辺の裸婦へ
第1章では、“夢二式美人”と言われる女性像の作品を中心に、夢二の画業を辿る。S字ラインの身体に心情を表す目・手・足を描く、夢二が切り拓いた新しい美人画の数々を用意する。また、本展の中心作品であり傑作と称される《西海岸の裸婦》も、この章で展示する。
第2章 遥かな国 夢の世界
大正ロマン時代における夢二が憧れた幻想世界や、異国情緒を反映した作品は第2章で展観。