くらし情報『東京藝術大学大学美術館、“図案・デザイン”に着目したコレクション展 - 大戦前の卒業制作など紹介』

2021年6月26日 17:50

東京藝術大学大学美術館、“図案・デザイン”に着目したコレクション展 - 大戦前の卒業制作など紹介

会場では、長安右衛門の卒業制作《装飾文様(懊悩)》など、図案科・工芸科の作品を一挙公開する。

日本美術作品を“図案・デザイン”に着目して紹介
また、本展では、東京藝術大学所蔵の日本美術作品を、図案・デザイン要素に着目して紹介。草木などを図案化した装飾的な意匠が見られる、尾形光琳《槇楓図屏風》や池田孤邨《四季草花図》といった琳派作品のほか、能装束の文様を描き留めた狩野芳崖の《加州家蔵能装束模様》などを目にすることができる。

近年の卒業制作や現代の工芸も
さらに、近年の卒業制作や現代の工芸も特集展示。心理学の理論に基づく人格データから花像をデザインし、伝統的な友禅染で染め上げた工芸科の卒業制作、曾斯琴《人間花像》など、2000年以降の卒業制作を紹介するとともに、平松保城らによる現代の工芸作品にみられるデザインにも光をあてる。

展覧会概要
展覧会「藝大コレクション展2021II期東京美術学校の図案─大戦前の卒業制作を中心に」
会期:2021年8月31日(火)〜9月26日(日)
会場:東京藝術大学大学美術館 本館 展示室1
住所:東京都台東区上野公園12-8
開館時間:10:00〜17:00(最終入館時間は16:30)

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