2021年8月29日 10:00
父の部屋の大掃除 ものを捨てることができない父の姿に、自分を重ねてみる
幸い右膝の打撲(かなりのものですが)と、左肘の擦過傷ですんだのですが、数週間のリハビリをすることになり、しばらく5000歩の散歩はできず。
父は焦ります。毎日歩かなければ、歩けなくなってしまうのではないか。杖をつきたくない、自分の足でしっかりと歩きたい。
今の自分をキープする。その強い気持ちが、まさに父の生きる力につながっているのだと思います。
片付けをし、もう使わないだろうと思われる台所用品をどんどん捨てました。すると、「それは使う」「捨てないでそこに置いてくれ」「ここにあった〇〇はどうした?」と、古くなっている上に、もう使わないだろうと思うピーラーや泡立て器などをとっておけと言うのです。
特別に思い入れがあるものではないでしょう。(使うかもしれない)ということでもなさそうです。
何か、自分が積み重ねてきたこと、母が倒れてから8年近く一人で暮らしてきた自負のようなものを無下にされているような……そんな気持ちからなのかもしれません。
そんな父の姿に、自分を重ねてみます。まだ高齢という年齢でないから、思いきりものを捨てることができるのかもしれない。
また、好きなものを買い、ものを増やすことができるのかもしれない。