『アバランチ 第1話感想』 社会正義の是非を問う、常識はずれのアウトロー集団・ネタバレあり
見応えのあるアクションシーン
第1話でアバランチが追っていたのは、大規模都市開発のプロジェクトリーダー・風間(安井順平)の失踪事件。風間の失踪は誘拐の可能性が高く、すぐに防犯カメラの映像を入手して手がかりを掴みます。
アバランチのメンバーは現警察官の山守をリーダーに、元警察官や元自衛隊員、ハッカーで構成されており、非常に捜査の手際が良いのです。ハッキングなどで、あっという間に誘拐犯の組織を突き止めてしまい、ここからアバランチの怒涛の攻撃が始まります。
※写真はイメージ
誘拐の実行犯は、ゲスト出演の磯村勇斗さんが演じる、六車和也というチンピラ風情の男。
何度も傷害事件を起こしており、その度に経済界の重鎮として知られる父親・泰次郎(板尾創路・こちらもゲスト出演)に揉み消してもらっているという、いかにもヤバそうな若者です。
ヤバそうという点では、羽生も負けてはいません。
現在の羽生は過去とは違い、クシャクシャの髪に髭を貯え、耳にはピアス、軽薄そうな態度とは裏腹に目の奥に鋭さを感じさせる凄味のある男。
やはり綾野剛さんは、こういう役が似合います。
羽生は、空き瓶を手に向かってくる和也を、笑顔を見せながら一撃でノックアウトしてしまいます。