くらし情報『トラブルを目撃したとき、「もしもそれが自分だったら」と立場を変えて考えてみる』

トラブルを目撃したとき、「もしもそれが自分だったら」と立場を変えて考えてみる

驚くのは、他人が困っていることに堂々と介入して意見を述べることです。

「あなたには正当なサービスを受ける権利がある」「あなたは自分を脅かすものから自分を守らないと」「誰もが大切にされるべき」。

人の善意、そして正義感あふれる言葉を聞くと、世の中はそう悪くはないのかもしれないと思います。

トラブルを目撃したとき、「もしもそれが自分だったら」と立場を変えて考えてみる

私たちがそんな場面に遭遇したとき、不当に扱われる人を見たときに、そこに介入していけるでしょうか。

トラブルに巻き込まれたくない、と見て見ぬふりをして通り過ぎる気持ちもわかります。それも自分を守ることの一つです。

でも、自分がハラスメントに遭っているとき、誰かが支えてくれたら救われた気持ちになるでしょう。

人通りの多い道で転んで骨を折ったとき、駆け寄ってくれ、救急車を呼んでくれたのは一人のおじさまでした。
善意は行動なのですね。

「もしもそれが自分だったら」と立場を変えて考えてみると、そんなとき「どうしたらいいのか」見えてくるかもしれません。

※記事中の写真はすべてイメージ

作詞家・吉元由美の連載『ひと・もの・こと』バックナンバー

[文・構成/吉元由美]

トラブルを目撃したとき、「もしもそれが自分だったら」と立場を変えて考えてみる
吉元由美
作詞家、作家。作詞家生活30年で1000曲の詞を書く。

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