2023年1月6日 17:00
「昔、狩られた」「懐かしい…」 熱狂の渦に巻き込んだ『あのブーム』とは?
日本で一大スニーカーブームが起こった1990年代。
当時、シンガポールを旅行していた筆者は、現地の人に日本語で、「NIKEの『エア マックス』あるよ」といわれて驚愕した覚えがあります。
『ナイキ エア マックス 95』は当時、日本では入手困難になり、『エアマックス狩り』などという言葉が生まれてしまったほど。現在では考えられませんが、社会現象といわれるほどの人気を誇っていました。
空気を入れた『NIKE』のスニーカーの誕生経緯とは?
1980年代に『NIKE』は、NBAのスター選手であるマイケル・ジョーダンを広告塔に起用。自社製品のアピールを始めたことにより、スニーカーブームが起きたと考えられています。
『NIKE』が新しくラインナップに加えた『AIR JORDAN(エア ジョーダン)』はアメリカで大ヒットし、このムーブメントが日本にも波及。
ソールにエアバッグを採用した『エア ジョーダン』シリーズや、エアバッグが見える『ナイキ エア マックス』シリーズのシューズを持っていたという人は多いかもしれませんね。
実はこの『エアテクノロジー』の追求は、1970年代から始まっていたものなのです!
ナイキジャパンによると、もともとエアテクノロジーはマリオン・フランクリン・ルーディさんという航空宇宙エンジニアだった人のアイディアでした。