くらし情報『【『ケイジとケンジ、時々ハンジ。』第6話】福田靖が描く脚本の魅力とは』

【『ケイジとケンジ、時々ハンジ。』第6話】福田靖が描く脚本の魅力とは

同様に連続テレビ小説『まんぷく』も、インスタントラーメンを世界で初めて開発した日清食品の創業者・安藤百福と妻をモデルとした物語であるが、開発するまでの苦難や喜びを描いている。

見る側の受ける印象としては、どの作品も不思議と『元気が出る』作品であるということ。

その理由はきっと、『人生を一生懸命に歩む』主人公が描かれているからではないだろうか。

『ケイジとケンジ、時々ハンジ。』これも同様である。

元体育教師の仲井戸はデリカシーもなく、刑事として光る才能も今のところないが、捜査の一つひとつに一生懸命であることが伝わってくる。

特に取り調べシーンは、被疑者に厳しい反面、若者には諭すように語りかけるところも、なんだか自分に言われているような気持ちになり、また、仲井戸に親近感を持つことができる。

【『ケイジとケンジ、時々ハンジ。』第6話】福田靖が描く脚本の魅力とは

そんな人の情熱や人間らしさを感じることができるのが福田靖脚本の良さではないだろうか。


『ケイジとケンジ、時々ハンジ。』福田靖と俳優陣の相乗効果

もう一つ、彼の作品で特徴的なのはテンポの良い会話劇である。

『ケイジとケンジ、時々ハンジ。』ではシリアスなシーンもありながら、笑いを誘う場面が豊富に含まれている。

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