
猫が狭いところに入りたがるのは、よく知られていますね。誰にも邪魔されない狭い空間の中では、猫は安心するといわれています。
保護猫のナラちゃんの飼い主さんは、ナラちゃんを家族に迎えた後、パイナップルの形をしたベッドを買ってあげました。
飼い主さんは、ナラちゃんが喜んでそのベッドの中に隠れて遊んでくれることを期待していたそう。
ところがナラちゃんはなぜかベッドの中に入ろうとしなかったのです。
トラウマを抱えた元野良猫が…
ナラちゃんは元野良猫で、現在の飼い主さんに路上で保護されました。
飼い主さんはあらゆる手で、ナラちゃんにパイナップル型のベッドを気に入ってもらおうとしたのだとか。
しかし、ナラちゃんは覆われた空間に入ることに対してトラウマがあり、極度に恐れていました。
それから2年間、飼い主さんは何度もそのベッドを手放そうと思ったそうです。
そして2023年6月、ナラちゃんの家にライラちゃんという子猫が仲間入り。
ライラちゃんが、ナラちゃんの目の前でパイナップル型のベッドに入って行きました。
初めのうちはライラちゃんを心配していたナラちゃんでしたが、すぐにベッドの中が怖くないということに気付きます。