2023年8月3日 09:00
飲みかけのペットボトル 車内に放置すると…? 都の実験結果に「怖すぎ」「もうやめる」
10種類の商品について、飲み残し後の状態を再現し、30℃の環境に放置した。その結果、非炭酸系で糖分を含む飲料(乳性飲料等)は、その他の種類よりも容器の内圧が大きく上昇した。
暖かくなる季節、ペットボトルの飲み残しに注意!(東京都)ーより引用
炭酸には静菌効果があること、対して糖分やミルクはより細菌や微生物が繁殖しやすいことで、非炭酸の乳性飲料はより内圧が変化するのでしょう。
一般的に、炭酸飲料や果汁飲料のような酸っぱい環境(pHが低い環境)でも生きられる微生物は、熱に弱い傾向にあります。一方、コーヒーのように、ミルクや砂糖が入った飲み物は微生物にとってもごちそうで、多くの微生物が生きることができます。
アサヒ飲料の研究開発ーより引用
未開封でも夏の車内に放置しない
炎天下の車内では、未開栓のものでも内圧が上昇して容器が変形する場合があるのだそう。特に炭酸飲料の場合は容器が破裂したり、開栓時にキャップが飛んだりする危険があるので要注意です。10種類の商品を、未開栓で60℃の環境に放置した。
その結果、各商品は7~8時間程度で概ね60℃に達した。特に炭酸飲料ではすべての容器が変形し、そのうち2商品が転倒した。