ヒグマ駆除に寄せられるクレーム 北海道庁の呼びかけに「よくぞ言った」「人命が最優先」

日本では北海道にのみ生息する、野生動物のヒグマ。
豊かな自然を代表する存在でもありますが、近年は市街地でヒグマの出没が相次いでおり、農作物や家畜、人に被害を与える事故も発生しています。
北海道庁では、ヒグマによる事故を未然に防ぐため、さまざまな対策を講じており、狩猟免許を取得し訓練を経たハンターによる捕獲や駆除活動もその1つです。
北海道庁ヒグマのハンターへの非難に苦言
2023年9月26日、北海道庁がSNSやウェブサイト上で呈したある苦言に、ネット上で反響が寄せられました。
同庁は、人や農業などの被害防止のため、やむを得ずヒグマを捕獲する場合があり、捕獲行為は地域の安全に欠かせないものだと主張。
また、捕獲への非難は、その担い手であるハンターの人員確保の支障となりかねないと危惧しており、北海道の住民とそのほかの地域に住む人々に活動への理解を求めました。
ヒグマの有害捕獲へのご理解について
ヒグマの捕獲に従事される方々は、地域の安全・安心を守る上で、欠くことのできない存在です。
人身事故や農業被害の防止のため、鳥獣保護管理法に基づく許可を受け、適正に行われた捕獲に関して、捕獲に従事された方(ハンター)