2024年1月12日 10:00
服に食べ物を落としちゃった! 専門店に聞いた『正しい対処法』がタメになる
どこに白い汚れが付いていたのかが分からないくらい、きれいになりました。
しみ抜きの実例・その6
最後は白いパンツです。真っ赤なインクのような汚れが付着しています。これはショックですよね。
白い服を汚すと「これは無理かも…」と諦めてしまいがちですが…。
驚くほど、きれいさっぱり落ちました!
6つのパターンを見てみましたが、いろいろな種類のしみでもプロの手にかかると想像以上にきれいにしみは取れるのですね。
複数の原因でできた、しみを取るのは難しい!
福永さんにうかがったところ、しみ抜きで難しいのは「複数の原因でしみができており、しかも面積の大きいもの」とのことでした。
例えば、トレンチコートです。襟元には汗による黄ばみ、裾は泥汚れといった別の原因によるしみが複数あると、それぞれ違う手法を用いてしみを抜かなければなりません。
しかもコートのような大きなものだと面積が大きくて、しみ抜きに時間がかかってしますそうです。
また、イクラや卵の黄身といったタンパク質によるしみも難しいとのこと。この場合には、酵素を用いてタンパク質を分解する必要があり、手間がかかるそうです。
最後に、福永さんからアドバイスをいただきました。