くらし情報『「初耳」「勉強になる!」 国によって使われる洗濯機の違いにビックリ』

2024年1月15日 12:15

「初耳」「勉強になる!」 国によって使われる洗濯機の違いにビックリ

アメリカで使われている『攪拌式』

洗濯機の発祥地であるアメリカで使われているのは、『撹拌式』の洗濯機です。攪拌式の洗濯機には、中心にハネが付いています。このハネが洗濯物を回すことで、汚れが落とされます。

撹拌式の洗濯機の特徴は、布が絡まってしまうことが少ないことと、洗濯機のサイズが大きいことです。


ヨーロッパで使われている『ドラム式』

ヨーロッパでは、『ドラム式』の洗濯機が一般的です。アジアやアメリカの洗濯機と違い、洗濯物を入れる箇所が正面に付いています。

ドラム式の洗濯機は、ドラムを回転させることで衣類を持ち上げて落とす『たたき洗い』や、小刻みに衣類を動かす『もみ洗い』で汚れを落とすことが特徴的です。

ヨーロッパには、『たたき洗い』や『もみ洗い』の文化があります。そのため、ヨーロッパの人々には、これらの機能が備わっているドラム式の洗濯機が適しています。

また、ヨーロッパでは洗濯する際にお湯で洗うのが主流です。ヨーロッパのほとんどの国は、硬水地域です。硬水にはミネラルが多く含まれており、石鹸や洗剤に含まれる汚れを落とす物質に反応すると、洗剤の洗浄力が弱くなります。


そのため、ヨーロッパのほとんどの洗濯機は、洗剤を溶けやすくするために50~60℃まで水温が上がるようになっています。

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