2024年3月14日 12:27
疑問「桜の開花日って何部咲きの状態?」 気象庁に尋ねてみると意外な回答が
日陰やビル風の影響を受けない、周囲の開けた場所にある「なるべく自然に近い状態の木」が望ましいとされています。
お花見の日程決めに役立つ、桜の開花と満開の『基準』
気象庁では桜の開花と満開の基準を『生物季節観測指針』に定めています。生物季節観測指針による桜の開花と満開の判定基準は次のとおりです。
開花:5〜6輪咲いた状態
満開:約80%が咲いた状態
この判定基準から分かることは、桜は「開花日には少ししか咲いていない」こと、「満開日の後に100%開花する」ことです。この基準を知っていれば、桜の名所の咲き具合を予想し、お花見の日を決めるヒントになるでしょう。
また桜には多くの種類がありますが、開花の観測対象は『そめいよしの』と定められています。そめいよしのが生育できない地域では、『ひかんざくら』や『えぞやまざくら』が代わりの品種です。
1日の間で桜の花に大きな変化はあるのか
気象庁の『桜の開花状況』と『桜の満開状況』が1日に3回も更新するのには、何か理由があるのでしょうか。ずばり聞いてみました。
「朝には開いていないつぼみが、夕方に開花するケースがあるのが桜です。