くらし情報『切ってこするだけで…? 試した結果に、子供が「えっ、すごい!」』

切ってこするだけで…? 試した結果に、子供が「えっ、すごい!」

キュウリのアク抜きの写真

キュウリの切り口から出てきた白い液体について、JAのウェブサイトでは、このように解説しています。

キュウリの緑色の皮のすぐ下には維管束(水や養分などが流れる管)があって、その中の液に、蟻酸(ぎさん)という渋味のもとになる物質がたくさん含まれています。これがキュウリのあくです。蟻酸は維管束の中の液に集中しているので、この液を減らせば、あくも少なくなるんです。

JAグループーより引用

白い液体には、蟻酸(ぎさん)という苦味や渋味のもとになる成分が含まれるのだとか。

キュウリの切り口をこすり合わせることで維管束が刺激され、蟻酸が外に出てくるということです。

維管束はキュウリの花側ではなく、茎とつながっていたヘタのほうに多く通っているので、こするのはヘタ側のみでOK。まな板の上で塩でもむ方法も原理は同じなので、やりやすい方法で試してみてくださいね。


実際にアク抜きしたキュウリを食べてみたところ、えぐみがなく後味もスッキリしていました。

キュウリがたくさん出回る季節に、アクを抜いたおいしいキュウリを食べられると嬉しいですね。

[文/AnyMama(エニママ)・構成/grape編集部]

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