切ってこするだけで…? 試した結果に、子供が「えっ、すごい!」
![キュウリのアク抜きの写真](https://imgc.eximg.jp/i=https%253A%252F%252Fs.eximg.jp%252Fexpub%252Ffeed%252FGrape%252F2024%252FGrape_1619977%252FGrape_1619977_c9925688d2ccbeaba6b8_4.jpg,small=600,quality=80,type=jpg)
キュウリの切り口から出てきた白い液体について、JAのウェブサイトでは、このように解説しています。
キュウリの緑色の皮のすぐ下には維管束(水や養分などが流れる管)があって、その中の液に、蟻酸(ぎさん)という渋味のもとになる物質がたくさん含まれています。これがキュウリのあくです。蟻酸は維管束の中の液に集中しているので、この液を減らせば、あくも少なくなるんです。
JAグループーより引用
白い液体には、蟻酸(ぎさん)という苦味や渋味のもとになる成分が含まれるのだとか。
キュウリの切り口をこすり合わせることで維管束が刺激され、蟻酸が外に出てくるということです。
維管束はキュウリの花側ではなく、茎とつながっていたヘタのほうに多く通っているので、こするのはヘタ側のみでOK。まな板の上で塩でもむ方法も原理は同じなので、やりやすい方法で試してみてくださいね。
実際にアク抜きしたキュウリを食べてみたところ、えぐみがなく後味もスッキリしていました。
キュウリがたくさん出回る季節に、アクを抜いたおいしいキュウリを食べられると嬉しいですね。
[文/AnyMama(エニママ)・構成/grape編集部]
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