「絶対に食べないで!」 県の注意喚起に「初めて知った」「よく見るやつだ」
厚生労働省は「『子供の頃に間違って食べて酷い目に遭った』という話はよく耳にするため、実際の中毒事故は相当数あるものと思われる」と述べています。
今回の件を受け、神奈川県はテンナンショウ属について、このように情報を発信しました。
・北海道から沖縄まで全国的に分布し、約30種以上と種類が多く、代表的な種としてマムシグサ、マイヅルテンナンショウなどがある。
・多年草で、地上部は普通葉を1-2枚つけ、地下部には扁球形の地下茎がある。
・果実をつける初夏から秋にかけての誤食による事故が多い。
・摂食後30分以内の短い潜伏期間の後に発症する。口唇、口内のしびれ、腫れなどのほか、腎臓にシュウ酸カルシウムが沈着して腎機能を障害することもある。
・誤食事例の多くは未熟の果実をトウモロコシと間違えて食べたことにより発生している、そのほかにもタラノキの芽と間違えた事例もある。
神奈川県ホームページーより引用
神奈川県の呼びかけはSNSでも話題になり、ネットからは「そんなに危険とは初めて知った」や「よく見るやつだ!子供にも注意をしておこう」といった声が上がっています。
ほかの食べ物と勘違いし、有毒植物を口にしてしまうケースは後を絶ちません。