ウエルシュ菌の恐ろしさとは? 島根県の呼びかけにゾッとする
乾燥した場所や高温の場所などの過酷な環境に置かれた時に芽胞を作り、生き延びようとするとか。
芽胞を形成した菌は、100℃で5~6時間加熱してもなくならないといい、普通の菌では考えられない生命力があるそうです。
100℃の高温で加熱してもなくならないのであれば、カレーの中に潜伏し続けてしまうのもうなずけるでしょう。
同県によると、食中毒を起こさないための対策があるとのこと。予防策を4つ、以下のように説明しています。
予防対策は?
食肉の取扱いに注意する(注意事項はカンピロバクターの予防対策を参照)
加熱後は、熱いままでできるだけ早く食べる
すぐに食べない時は、早く冷まして冷蔵保管する(大鍋のままでは、すぐに冷えない!小さな容器に移し替えをして冷ます)
再加熱する場合も、しっかりと熱をとおす
島根県ーより引用
食肉の扱いに気を付けるのはもちろんのこと、加熱後は、熱いうちにできるだけ早く食べるようにしましょう。なお、すぐに食べない場合は、早く冷まして冷蔵保管をするとよいそうです。
ウエルシュ菌に関する知識を念頭に置いて、カレーによる食中毒をしっかりと防ぎましょう。
[文・構成/grape編集部]