珈琲パッケージがトートに? 『加賀友禅』とのコラボ体験会に行った結果…
当初は工業的に材料を作る習慣がなく、ほとんどが食べ物と周りに自生しているものを使ってきました。これはまさしく、持続的なモノづくりで今まで続いてきた証かと思います。
毎田仁嗣さん
加賀友禅の着物
『加賀友禅』とサステナビリティには、意外な関連性があったのですね。
また、毎田さんは、生地に筆で絵を描くようにして模様を染め上げる技法『手描き友禅』を実演しつつ、特徴やコツなどを教えてくれました!
『手描き友禅』に挑戦!
まっさらの生地に色を塗ると、染料が滲んで広がっていってしまうもの。しかし、『手描き友禅』では塗る前に糊(のり)を使って生地に堤防を作ることで、染料の滲みやはみ出しを防ぐそうです。
のりで堤防を作る様子
堤防を作った生地に、筆で描いていきます。色の使い分けやグラデーションなど、作家の個性がはっきりと現れる部分です。
堤防の中を塗っている様子
毎田さんの説明が終わったら、いよいよ本番!
今回体験するのは、堤防の中に色を塗っていく、いわば塗り絵のようなものです。
人生で初めて『手描き友禅』を体験する筆者。期待と不安が入り混じりながらも、用意された見本を見ながら筆を入れていきます…。