海を描いた4枚に、15万人が称賛 「初めて絵を買いたいと思った」「美しすぎる」
・本当に素敵。同じ海に見えて、実は毎日違うんだろうな。
・ああ…潮騒が聴こえる…。言葉にできないくらいすごい。
どのような経緯で海を描くようになったのかが、気になった筆者。絵を描くことに興味を持ったきっかけなどについて、海をかくひとさんに話を聞いてみました。
海をかくひとさんが、海を描くようになったワケ
――絵を描くことに興味を持ったのは、いつから?
5歳頃です。両親に木の大きなパネルと絵の具を与えてもらい、兄弟みんなで汚れを気にすることなく『自分のカタチ』を残せるのが、とにかく楽しかった記憶があります。
それから高校時代は美術部に入ったものの、コンクールなど自分の世界に順位がつくのが苦手だったんです。幼い頃の楽しかった感覚とのズレを感じ「自分は絵の世界が合わないんだ」と思い、高校卒業後は服飾専門学校に進学しました。
しかし、絵を楽しめていた時の感覚がずっとあり、葛藤の末、絵の道に進むことを決めました。
――海をモチーフにしようと思ったのはなぜ?
絵を描き始めるずっと前からなのですが、とにかくキラキラしたものが好きで。シャボン玉やゼリー、クレーンゲームの底に敷いてあるキラキラの石などは、自分にとって宝物でした。