アニメーション映画『ふれる。』(10月4日公開)のアフレコ風景映像が18日に公開された。この度、物語の主人公を演じた永瀬廉、坂東龍汰、前田拳太郎の声の演技や本編シーンの一部が垣間見えるアフレコ風景映像を初公開。併せて本ポスタービジュアルと、『ふれる。』オリジナルサウンドトラックの発売情報も明らかになった。アニメーション映画初主演となる3人には、長井龍雪監督が「役にびたハマり! ベストバランスの3人!」と太鼓判。今回の映像で初解禁となる本編シーンに合わせて垣間見ることができる。3人がアフレコしているのは、秋・諒・優太、そして「ふれる」が一つ屋根の下で暮らす何気ない日常。オーディションで役を勝ち取った3人は、それぞれのキャラクターをまるで小さい頃からの親友のように演じている。あわせて解禁となった本ポスターは、一緒に住まう家の縁側で笑顔でくつろぐ3人+1匹の姿に「謎の生き物〈ふれる〉が繋いでくれた友情―― それは永遠に続くはずだった。」というキャッチコピーが加わり、3人の関係性や物語の行方が気になるビジュアルとなっている。また『ふれる。』Original Soundtrackは公開日と同じ10月4日に発売される。【編集部MEMO】アニメーション映画『ふれる。』は『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』(11年、13年)、『心が叫びたがってるんだ。』(15年)、『空の青さを知る人よ』(19年)の青春三部作を手がけた、監督:長井龍雪×脚本:岡田麿里×キャラクターデザイン:田中将賀の3人が手がけたオリジナル長編アニメーション最新作。同じ島で育った幼馴染の秋(永瀬廉)・諒(坂東龍汰)・優太(前田拳太郎)は、20歳になり東京・高田馬場で共同生活を始める。島から連れてきた不思議な生き物「ふれる」が、テレパシーにも似た謎の力で趣味も性格も違う彼らを結び付けており、3人の友情はこのままいつまでも続くはずだった。“ふれる”の隠されたもう一つの力を知るまでは。(C)2024 FURERU PROJECT
2024年07月18日季節や時間によって、さまざまな表情を見せてくれる、空。ひと言で『きれいな空』といっても、人それぞれ、違う景色を思い浮かべるでしょう。空には、条件がそろわないと見ることができない、珍しい現象もたくさんあります。夕方の空に異変が…・すごい!・神秘的ですね。・映画で観た光景を思い出しました。そんなコメントが届いたのは、短歌作家や演奏家として活動している、笠原楓奏(@Fuka_Kasahara)さんが、Xに投稿した1枚。ある日、空を眺めていたら、ある異変に気が付いたため、写真に収めました。笠原さんが投稿した1枚には、とても幻想的な光景が写っているのです。一体、どのような写真なのでしょうか。こちらをご覧ください!「昼と夕方の境目があった」なんと、空が真っ二つ!右側には澄んだ青い空、左側には夕暮れ時の淡い空が、広がっています。これは、雲の端から漏れた光が、放射状に広がってできる『反薄明光線』と呼ばれる現象です。空が線で割かれているように見えることから、天割れともいわれているそう。昼と夕方の空が同時に見られる、不思議な光景には、4万件を超える『いいね』が集まりました。奇跡が重なって出現した自然現象に、多くの人が感動したよう。まだ見ぬ、きれいな景色に出会うために、たまには空を見上げてみるのもいいかもしれませんね![文・構成/grape編集部]
2024年07月12日・異世界感がすごい。・カラフルでとても素敵~。・見ていると気持ちが明るくなる。このようなコメントが寄せられたのは、ベンジー(@benzycocker)さんが、Xに投稿した写真です。2024年7月に撮影されたという『1枚』はきっと、多くの人にとって、見たことのない光景でしょう。写真がこちら。色鮮やかな、たくさんの傘が広がっている!空から傘が降り落ちてきたような光景は、群馬県館林市で行われている『城町アンブレラスカイプロジェクト』によるものです。毎年、館林市役所の敷地内で行われており、夜間にはライトアップもされるとのこと。今年は同月1日から8月31日まで開催予定だそうです。見ているだけで、夏の蒸し暑さを忘れさせてくれるような光景には「木漏れ日が美しい」「歩くのが楽しくなりそう」「傘だけど、心は晴れそうですね!」などの声が上がっています。中には、ベンジーさんの写真をきっかけに、『城町アンブレラスカイプロジェクト』を知った人もいました。気になった人は、館林市の『アンブレラスカイ』を眺めに行ってみてはいかでしょうか![文・構成/grape編集部]
2024年07月11日日本の絶景や都市景観、野生動物などを撮影している写真家の、まちゅばら(@mpmb7)さん。これまでに、まちゅばらさんが発表してきた写真の中には、決定的な瞬間をとらえたものが多くあります。2024年6月29日にXに投稿された写真も、奇跡的なタイミングでしか見ることができない絶景で、大きな反響を集めました。「きれいすぎる」と絶賛された、幻想的な風景をご覧ください!薄暗い空に、2つの大きな虹がかかり、青白くひらめく雷光が走っているではありませんか!虹の上にもう1つ虹が架かる、ダブルレインボーは極めてまれな現象。さらに、雨上がりの晴れている空に見られる虹と、悪天候の時に発生する雷が同時に起こるという、不思議な光景が広がっています。珍しい気象現象が重なり合う景色は、見たいと思っていても、簡単に目撃できるものではありません。カメラがとらえた『奇跡の瞬間』に驚いた人から、さまざまなコメントが届きました。・自然の神秘。雷の龍がいますね!・びっくりした!本格的な夏の到来を知らせているみたい。・すごい!晴れているのか、荒れているのか。・素晴らしい。遭遇したい!奇跡が重なってできた、虹と雷のコラボレーションに、多くの人が感動したよう。息をのむほど神々しい光景に、人生で一度は巡り合いたいものですね!
2024年07月01日7月1日(月) 渋谷クラブクアトロにて、自主公演シリーズ『Pure vibes only ~風景 Landscape~』が開催される。本イベントは、出演者からたちのぼる「Vibes」を感じ、まだだれにも打ち明けていないことばになる前の自分だけの「Pure」な気持ちを見つける公演。第1回目は副題に「風景 Landscape」を冠し、異なる場所で生活しているまちの風景も想起させつつ、純粋に音像(音の風景)を追求するCampanella、空間現代、テレビ大陸音頭、松永拓馬の4組が出演する。ビジュアルは、都市やその風景と対話した経験を作品にしている光岡幸一が本公演のために制作。当日は、ビジュアルに映るPureをイメージさせる「100」に加え、ビジュアルのアザーカットも会場に設置される。<イベント情報>『Pure vibes only ~風景 Landscape~』2024年7月1日(月) 東京・渋谷クラブクアトロ開場 18:00 / 開演 18:45出演者: Campanella / 空間現代 / テレビ大陸音頭 / 松永拓馬ビジュアル:光岡幸一(美術家)【チケット】前売:3,500円当日:4,000円学割:2,400円 ※当日可(税込 / スタンディング / 整理番号付 / ドリンク代別 / 学割は要学生証)チケット情報:()
2024年06月24日人は、夜景やイルミネーションといった、暗闇でキラキラと輝く光に惹かれてしまうものです。美しい光景を目の当たりにすると、日常の小さな悩み事なども吹き飛ぶでしょう。そんなキラキラとした景色は、人工的な光だけでなく、自然の神秘が見せてくれることもあります。ヒメボタルの大乱舞に息を呑む2024年6月、写真家のYuji Shibasaki(@Yuji_48)さんは、ある光景をカメラに収めるため、山林に向かいました。そこで奇跡的に撮影できた1枚に、「感動」の声が多数上がっています。Yujiさんが添えたコメントともに、こちらの写真をご覧ください!「山林でヒメボタルが大乱舞して、黄金の絨毯が完成しました」無数のヒメボタルが飛び回り、『黄金の絨毯(じゅうたん)』になっているではありませんか!奥まで黄金の光が広がっていて、幻想的な景色にうっとりとしますね。Yujiさんによると、この写真は2~3時間ほどカメラを回しっぱなしにして撮影し、比較明合成して完成した1枚だといいます。カメラの技術と奇跡的なタイミングによって撮影できた、美しい1枚の『作品』には、絶賛のコメントが寄せられました。・ディズニー映画の『塔の上のラプンツェル』の世界みたい…。・すごくきれい…。感動しました!・絵画のような美しさ。最高です。・水玉模様を描く、芸術家の草間彌生(くさま・やよい)さんの作品かと思った…。物語の中に出てきそうな、幻想的なヒメボタルの写真。眺めているだけで、心が浄化されていくような感覚になりますね。[文・構成/grape編集部]
2024年06月21日たくさんの星が集結して、川のように見える、天の川。天の川は、年中見ることができますが、晴天が多い夏の時期に観測しやすいといわれます。夜空に広がる美しい光景を見ると、日常の悩みや雑事がちっぽけに思えるでしょう。天の川を撮影していると…?日本各地で美しい星空を撮影し、SNSに投稿している写真家の、HARLOCK(@susanoo_harlock)さん。2022年に撮影した天の川の写真をXに投稿したところ、大きな反響を集めました。その日、天の川を撮影している際に、あるものが写り込んだそうです。6万件の『いいね』が寄せられた、こちらの写真をご覧ください!夜空に広がる天の川の周りに、光の筋が見えているではありませんか!実はこの光の正体は、蛍だったのです。その日、季節外れの蛍が飛んでいて、偶然写り込んだといいます。天の川を囲むように飛んでいる様子もまた、神秘的な気持ちにさせられますね!投稿には「天の川を避けるように飛んでいるのがすごい!」「まさに、奇跡の1枚。見惚れてしまいます」などの声が寄せられました。HARLOCKさんによると、複数枚撮影した中で、蛍が写ったのは、この写真だけだといいます。天の川の淡い光と蛍の輝きが合わさった奇跡の1枚には、うっとりしてしまいますね![文・構成/grape編集部]
2024年06月14日月の全面が輝いて丸く見える、満月。夜空を明るく照らす満月を眺めていると、嫌なことを忘れられるような、パワーをもらえる気がしますよね。巨大な満月を発見、正体とは?ある日、橋本(@Dosiyo_nn)さんは、見たことのないサイズの巨大な満月を発見したそうです。「一体、何だろう」と思い、じっと目をこらすと…。「だまされたー」なんと、橋本さんが見たのは、満月ではなく…飲食店の『まいどおおきに食堂』の看板だったのです!高々と掲げられ、光る看板は、遠目で見たら満月にしか見えませんね…。橋本さんと同様に、満月と勘違いした人は多かったようで、ネット上ではこんなコメントが集まっています。・分かるわー。まさか同じ間違いをする人がいたとは…。・元気が出た!こういうの好き。・笑った。これは恥ずかしいやつ。・人生で3回くらい間違えたわ。ほかにも、おいしいと評判の『まいどおおきに食堂』がSNSで話題となったことに対して、歓喜するコメントも多数寄せられました。色合いと形が満月に似すぎている看板は、多くの人を笑顔にさせたでしょう![文・構成/grape編集部]
2024年06月05日たくさんの星が集まり、川のように見える、天の川。天の川は、天気が安定していて、晴天が多い夏の時期に、観測されやすいといわれます。暗い夜空に広がる美しい光景は、言葉に表せられない感動がありますよね。『ある物』に映った天の川に、感動新潟県の風景や自然を撮影し、SNSに投稿している、写真家の南雲 柊人(@mizuame__photo)さん。ある日、南雲さんは、天の川を撮影しようと新潟県のとある場所に来ていました。そこで、身近な『ある物』に映し出された神秘的な光景を目にしたといいます。X(Twitter)で反響を集めたこちらの1枚をご覧ください。「新潟には天の川を閉じ込めたカーブミラーがある」なんと天の川がカーブミラーに反射しているではありませんか…!夜空に広がる天の川の美しさが、身近に感じられ、また違った感動を味わえますね。投稿には「本当に素敵。ずっと眺めていられる」「涙が出そう。吸い込まれそうなくらい神秘的です」「カーブミラーが別の世界とつながっていそう」などのコメントが寄せられました。「手を伸ばせば届くのではないか」と錯覚させるカーブミラーの天の川。南雲さんのように、新たな視点から天の川を観察すれば、新しい発見と感動があるかもしれませんね!南雲さんが撮影した写真をもっと見たい人は、XとInstagramのアカウントをチェックしてみてください。X(Twitter):@mizuame__photoInstagram:mizuame_photo[文・構成/grape編集部]
2024年05月20日海外旅行は、世界各国の文化や風景を味わえる魅力がありますよね。しかし、円安や物価上昇の影響で、なかなか計画できない人もいるでしょう。そんなあなたに、アメリカ合衆国の大自然を彷彿とさせる、とある日本の絶景を紹介します!福島で見つけたアリゾナ会社員として働く傍ら写真家として活動する、Ryogo Urata(@Ryogo_Urata)さんが撮影した風景写真に、3万件を超える『いいね』が集まっています。「福島県にまるでアリゾナ州みたいな場所があった」そんなコメントとともにX(Twitter)に投稿された1枚を、ご覧ください。ゴツゴツとした岩が生える大地に、1本の道路が通っています。その光景はまるで、アメリカ合衆国西南部のユタ州南部~アリゾナ州北部にかけて広がる大地を指す、『モニュメントバレー』のようです!※写真はイメージ日本国内でアメリカの絶景スポットを疑似体験できるなんて、驚きですね!この景色が見られるのは、福島県福島市の西方にある高湯温泉と土湯峠を結ぶ、山岳観光道路の『磐梯吾妻(ばんだいあづま)スカイライン』。道路は火山地帯を通っているため、非日常感を味わいながら車やバイクを走らせることができます。投稿には、多数のコメントが寄せられました。・そういわれても、まだ福島県だと信じられないです。・車のCMなどに使われていそうな景色ですね!・もはやアメリカだ…。行ってみたい!日本にいながら、アメリカの広い大地をドライブするような体験をしたい人は、福島県へ足を運んでみてはいかがですか![文・構成/grape編集部]
2024年05月17日『七夕の伝説』で有名な、天の川。観測しやすい場所や時期はありますが、7月7日のみ現れるわけではなく、年中見ることができます。富士山と天の川がうつる絶景「今まで見た中で一番きれいな富士山と天の川だった」こんな文章とともに、X(Twitter)に投稿された1枚の写真が16万件以上の『いいね』を集めるほど、話題になっています。「幻想的すぎる」という声があがった、写真がこちら!写真の上部にうつる、神秘的な色合いの天の川。その下には、日本を代表する山である富士山がそびえ立っています。息をのむような絶景の写真に、称賛のコメントが多く寄せられました。・これが日本なのか!美しすぎる。・映画みたいな景色…。涙が出てきた。・こんな写真を、人生で一度でいいから撮ってみたい。中には「これ、どうやって撮影したんだろう」「場所が気になる!」という声も。そこで、写真を撮影、投稿したけいしろ(@keishirooooon)さんにお話をうかがってみました。絶景にたどり着いた時の気持ちとは?――けいしろさんの、プロフィールを教えてください。大阪府在住で主に星をメインに、東海から中国四国あたりまで撮影に行く『週末フォトグラファー』のサラリーマンです。建築写真も好きで、年に一度ほど東京に行って撮影しています。――今回の写真の撮影場所は?精進湖の山の上です。日時は2024年3月16日の3時から4時半あたりです。――山登りは大変だったのではないでしょうか?精進湖の上の峠は、登山に慣れている人で1時間半ほどかかります。私は初登山かつ、時間が夜中であることと、残雪や凍結が多数ありましたので3時間近くかかりました。登っている間は、富士山が見えなくて、撮影スポットにたどり着いた時にのみ富士山に出会うことができます。メンタル的に3時間はかなり苦痛でしたが、友人2人と一緒に登ったので、その点は少しだけ気分がマシでした。――撮影スポットにたどり着いた時の気持ちは?切り立つ崖のような所で、落ちたら即死のようなスポットなのですが、ものすごい絶景で心を奪われました。やっぱり、カメラのほうが星や景色はきれいに撮影できるのですが、撮影中眺めていると写真だけでは伝わらない達成感や、ずっと行きたかった所にやっと来れた満足感にひたれたのを覚えています。しかし、めちゃくちゃしんどかったので、二度と来なくていいように、カメラの露出の設定を合わせました。 そこから1時間半ほどはカメラだけがインターバル撮影(一定間隔で撮影を繰り返し行う機能)で撮っていたので、かなり暇でした。――写真の編集にも力が入っているように見えますが。レタッチは『Photoshop』(写真の編集や加工ができるアプリケーションソフト)を使いました。『色被り補正』という処理に3時間ほどかかりました。後は『フラット補正』といって、空の明暗差を揃えるような処理と、色の炙り出し処理を2時間ほどやっていたと思います。かなり大変でした。これだけ時間をかけてこだわり、美しい写真を生み出した、けいしろさん。そんな、けいしろさんでも、現地に着いた時「写真だけでは伝わらない達成感や満足感があった」と語っていたのが、印象的でした。仕事や家事などで忙殺されていると、休みの日でも遠出することを躊躇してしまい、家にこもりがちな人も多いでしょう。しかし、けいしろさんはサラリーマンとして働いている『週末フォトグラファー』。もちろん、人それぞれ生活環境は違いますが、たまには足を延ばして、けいしろさんのように行きたい場所に時間と体力をかけて行くことも、人生を彩るうえで大切なのかもしれませんね![文・構成/grape編集部]
2024年05月16日休日が続くゴールデンウィークは、お出かけにうってつけなタイミングです。ただ、円安や物価高の影響で、海外旅行を諦めた人も中にはいるのではないでしょうか。そんなあなたにお見せしたい、外国っぽい日本国内の景色があります!まるでスイス!?日本国内とは思えない風景がコレうにプリン(@unipudding)さんが自身のX(Twitter)に投稿した、1枚の写真が話題になっています。『ジェネリックスイス』と名付けられた、こちらの写真をご覧ください。草原を走る赤い電車の背景には、雄大な山々が雪をかぶって、そびえ立っています。この風景、実は新潟県で見られるのだとか!妙高山をバックに走る赤い電車は、新潟県内を結ぶ、えちごトキめき鉄道の『雪月花(せつげっか)』というリゾート列車です。ちなみに、スイスで走っている電車と比べてみると…。※写真はイメージ確かに、雰囲気が似ていますね!うにプリンさんの投稿には、さまざまなコメントが届きました。【ネットの声】・ネーミングセンスに脱帽。美しい景色です!・一瞬、本当にスイスかと思いました。新潟だといわれなければ分かりませんね。・写真には写ってないけど、手前には青々とした水田が広がっています。・米も魚もおいしくて、物価も高くないスイスなんて最高じゃん!うにプリンさんが発見した『ジェネリックスイス』のほかにも、外国を思わせるような日本国内の風景があったら、一度は訪れてみたいものですね…![文・構成/grape編集部]
2024年05月06日2024年4月、フォトグラファーとして活動する、Hisa(@Hisa0808)さんがX(Twitter)を更新。愛知県江南市にある『布袋の大仏』を撮影したところ、ある状況が脳裏に浮かんで爆笑してしまったといいます。布袋の大仏は、近くの踏切から撮影すると、面白い光景を収めることができるとご存じですか。まずは、こちらの写真をご覧ください。そう、踏切の信号機が重なって、大仏がサングラスをかけているように見えるのです…!Hisaさんは、この『サングラス大仏』を撮影するのが定番で、SNSでもたびたび話題になっています。ミスマッチな光景がシュールで、クスッとしてしまいますね!しかし今回の撮影で、Hisaさんが笑った理由は、サングラスをかけているように見える部分だけではありませんでした。信号機もとい『サングラス』が、大仏の目から外れた時、こんなことを思い浮かべたようで…。満開の桜を盾に遠隔スコープを覗いて、ロケットランチャーを一発ぶっ放した後、スコープを外し、ターゲットが被弾した様子を見て「フッ…」とほくそ笑んでいる大仏。もう、大仏が『一発ぶっ放した後』にしか見えない…!顔への影の入り方も相まって、なんとも強そうに見えてしまいますね。このストーリーは、以前にHisaさんが同じ場所で撮影した写真をSNSに公開した際に、寄せられたコメントの中にあったものだとか。Hisaさんは撮影中にこれを思い出して、吹き出したようです…!ネットでは、同じく状況を想像して笑った人が続出。このようなコメントが寄せられました。・「また…つまらぬものを撃ってしまった」感がある。・かなりの強者っすね。・もう、それにしか見えなくなっちゃったじゃないか!・ひと仕事を終えたスナイパーみたい。緊張感のある映画のワンシーンのように見えてくる、大仏の写真。写真に合うセリフやストーリーを、つい想像してしまいますね…!なお、Hisaさんは各種SNSアカウントで素敵な写真を投稿しています。気になった人は、覗いてみてください。X:@Hisa0808Instagram:ag.lr.88[文・構成/grape編集部]
2024年04月24日日本の春を代表する植物の1つといえば、桜ですよね。満開の桜を見ると「今年も春がきたんだな」と、季節の訪れを感じる人も多いのではないでしょうか。弘前…零れ桜.2024年4月1日、ベンジー(@benzycocker)さんは『弘前…零れ桜.』と題し、1枚の写真をSNSに投稿しました。『零れ桜』という言葉がぴったりな写真をご覧ください。ライトアップされた桜と、水面に浮かぶ桜の花びらが幻想的です。写真は2023年4月下旬に、青森県弘前市にある弘前公園の堀で撮られたもの。ベンジーさんは写真について、このように語っています。満開の桜が、咲き満ちてこぼれ落ち、『花いかだ』となっても美しい姿に魅せられました。その光景を見て、キャプションを『零れ桜』としました。『花いかだ』とは、散った桜の花びらが、水面に浮かぶ様子のこと。『零れ桜』という表現も素敵な、この写真には、16万件以上の『いいね』と、さまざまなコメントが寄せられています。・きれい…。ぜいたくな1枚。・上も下も桜色満開で、圧巻です。・夢のような世界ですね。・弘前公園の桜は、今まで見た桜で一番きれいだと思っている。もう、ほかの桜では満足できない。ちなみに、写真の撮影地である弘前公園では、2024年4月12日~5月5日まで『弘前さくらまつり』が開催予定とのこと。夜間のライトアップや、露店の出店が行われるそうです。ベンジーさんの写真を見て気になった人は、チェックしてみてはいかがでしょうか![文・構成/grape編集部]
2024年04月08日・時代劇のワンシーンのよう。・時空の歪みで城が現れた感じがする。・ファンタジーの世界に出てきそう。・天空の城やん。土日旅人(@gICQ82SeelDdwEa)さんが投稿した1枚に、こんな声が寄せられています。投稿されたのは、兵庫県姫路市にある姫路駅近くで撮影された、とある風景。道路を車が行き交う、何気ない日常のワンシーンに『あるもの』が写り込んでいたのです…。こちらをご覧ください!道路の背後に、神々しい城が浮かんでいるではありませんか!写っているのは、ユネスコ世界文化遺産にも登録された名城、『姫路城』。現代に突如として現れた異世界のような光景には、驚きの声が続出し「コラージュにすら見える」と目を疑う人も。土日旅人さんによると、撮影当日は霧がかかっており、駅に着いた時には城すら見えなかったとのこと。霧が晴れて城が浮かび上がったタイミングをとらえた写真は、まさに『奇跡の1枚』といえるでしょう。投稿はまたたく間に拡散され、17万件以上もの『いいね』がついています。現実世界とファンタジーの融合のような貴重なショットは、多くの人を驚かせました![文・構成/grape編集部]
2023年12月08日あなたは旅行に出かけた時、目にした風景を写真に撮っていますか。帰ってきてから、あるいはしばらく経った後で、写真を見ては「ああいう場所だったな」と思い出す人は多いでしょう。そんな風景写真について、X(Twitter)で話題になっているエピソードをご紹介します。ルーヴル美術館の裏で撮った『風景写真』隠された秘密とはある日、ものり(@Hakusi_Katei)さんはフランス・パリにあるルーヴル美術館の近くを訪れました。ルーヴル美術館といえば世界最大級の美術館で、『ミロのヴィーナス』や『モナ・リザ』など著名な美術品の数々が所蔵されています。しかし、ものりさんは、それらに引けを取らない『作品』を発見したようです。X(Twitter)に投稿された、こちらの写真をご覧ください。一見、なんの変哲もない風景写真。しかし、よーく見ると…写真中央のあたりに、大きな鏡が設置されていたのです!うっすらと線が入っている箇所に、建物が少しだけゆがんていたり、空の色が違っていたりするのが見えますね。ものりさんによると、この場所では工事が行われており、その目隠しとして、周囲の景観に配慮する形で設置されていたのだとか。あまりにも自然に溶け込んでいるので、パッと見では分かりません…!【ネットの声】・こういう外観に配慮した工事用の目隠し、いいなぁ。・ええええ!よくよく見直して、やっと気付いた!・これが本当の景観保護。カモフラージュ率99%だ。・横を通ったことがあるけど、近すぎたせいで、鏡の意味に気付かなかった…。こうなっていたのね。「正直、このまま残してほしいくらい」と語る、ものりさん。フランスのメディア『Actu Paris』によれば、この工事は2025年まで続くとのことです。ルーヴル美術館を訪れる機会があったら、こちらの『芸術的な目隠し』も一緒に、見てみてはいかがでしょうか![文・構成/grape編集部]
2023年10月23日小さい頃によく見ていた風景は、時の流れとともに変わっていってしまうもの。大きくなってから、当時のままのものを見かけると「懐かしい!」と、ついノスタルジーに浸ってしまうことがあるでしょう。中でも、映画『ALWAYS 三丁目の夕日』で描かれている1950年代の様子は『昭和レトロ』として、当時生まれていなかった人にも親しまれています。そんな中、階段巡りツイッター(@kaidanmeguri)さんが、ある『昭和レトロ』を目撃。X(Twitter)に投稿された、こちらの写真をご覧ください。「タバコ店はもうやっていないけど、角だけ残したそうだ」かつて町中で見られたタバコ店の一角が、そのままの状態で残っていたのです。土台部分はタイル張りになっていて、ガラスの棚や『たばこ』と書かれた看板などが備え付けられているたたずまいは、実際に見たことがなくても、古きよき時代を思わせますね…!投稿者さんには、さまざまなコメントが寄せられました。・昔のタバコ売り場って、こんな感じだったよねぇ。めっちゃ懐かしい。・なかなかいい雰囲気だ。売っていたら、人気が出そうですね。・ノスタルジーに浸れる!こういうものは、もっと残っていてほしい。・面白い風景だし、残そうという店主さんの発想も素敵。思い出を聞いてみたいな。投稿者さんが撮影したものは、普段は一般公開されていないそうですが、コメントの中には「似たものがリサイクルショップで売られていた」などの目撃証言も。『昭和レトロ』が好きな人は、探してみる価値があるかもしれませんね…![文・構成/grape編集部]
2023年10月17日秋の彼岸の頃になると咲き始める、彼岸花。長い茎と赤い花びらが特徴的で、道端や墓地などで、見かけたことがある人もいるでしょう。写真家のはるはら(@haruhara_kun)さんは、彼岸花の写真を撮影し、X(Twitter)に投稿しました。14万件を超える『いいね』がつき、多くの注目を集めた1枚を、ご覧ください。川を囲うように、目を引く真っ赤な彼岸花が、無数に咲いています。隙間なく埋め尽くされているため、川の両端に、レッドカーペットが敷かれているようですね。写真は2022年10月に、愛知県豊田市にある、逢妻女川で撮影されたもの。「愛知の彼岸花が本気を出すと、こんな感じ。咲きすぎて逆に怖い」自然が織りなす圧巻の光景に、撮影したはるはらさんも、そうつづっています。写真を見た人からは「素敵すぎる」など、さまざまなコメントが寄せられていました。・一度は目にしておきたい風景ですね!・生命の神秘を感じるきれいさ。・すごいとしかいいようがない。こんなに彼岸花が咲いているところを、初めて見た!まるでアートのように咲き誇る、幻想的な彼岸花。逢妻女川の近くを通る人も、思わず立ち止まって見入ってしまうことでしょう。[文・構成/grape編集部]
2023年09月28日フォトグラファーとして活動する、Hisa(@Hisa0808)さんの写真に、「まさに奇跡の1枚だ」という声が上がっています。2023年8月のある日、Hisaさんが撮影したのは、茨城県牛久市にある牛久(うしく)大仏。『世界一高い青銅(ブロンズ)製立像』としてギネスブックに登録されており、その全長はなんと120mです。この日、どうしても撮りたい構図があったという、Hisaさん。青空の下、牛久大仏にカメラを向け続け、見事にとらえた1枚がこちらです!牛久大仏はいつもと変わらず穏やかな表情を浮かべ、地上を見下ろしています。しかし、来迎印(らいごういん)を結んだ手元をよく見ると…飛んでいる飛行機をつまんでいるではありませんか!親指と人差し指で円を作った右手は、飛行機の尾翼を見事にキャッチ。まるで、牛久大仏が飛行機を持っているかのようです。ほんの少し飛行機が進路を変えたり、撮影場所がずれたりしたら、次の飛行機を待つしかありません。狙っても、ここまで違和感のない写真はなかなか撮ることができないでしょう。『奇跡の1枚』をとらえたHisaさんは、動画でも現地の光景を撮影しています。動画で見てもやはりテクい。 pic.twitter.com/VdLJIc8cau — Hisa (@Hisa0808) August 12, 2023 遠近法の効果もあるとはいえ、人がたくさん乗れるほど大きな飛行機も、ひょいとつまめる牛久大仏。ネットからは「神業!いや、仏業だ!」「スケールが大きすぎて、二度見した」といった称賛の声が相次ぎました。なお、Hisaさんは各種SNSアカウントで素敵な写真を投稿しています。気になった人は、覗いてみてください。Twitter:@hisa0808Instagram:ag.lr.88[文・構成/grape編集部]
2023年08月14日・幼い頃の自分を見ているよう。・懐かしい日本の夏の風景。・すごく素敵。おやつはスイカかな。はらかずあき(@KBotchan)さんがSNSに投稿した写真に、そんなコメントが寄せられています。はらさんが公開したのは、夏休みの宿題を進める、息子さんの姿。夏休みの宿題を進める子供と聞くと、洋室のリビングや子供部屋で取り組む姿を想像する人が多いのではないでしょうか。ですが、はらさん家族の住まいは、築100年の古民家。伝統的な様式を持つ古民家で、息子さんが宿題をすると、なんともノスタルジックな雰囲気になってしまうのです。畳の縁側に置かれた小さな机で、夏休みの宿題を進める息子さん。息子さんの身体に合ったシンプルな机はもちろん、扇風機や『蚊遣り豚』といった、夏を感じさせるレトロなアイテムが散りばめられています。「夏休みは、宿題をコツコツやったほうがいい」という格言とともに、はらさんが公開した、ひと昔前の日本の夏を彷彿とさせる、素敵な写真。過去の思い出に思いを馳せ、胸をジーンとさせる人が相次ぎました。こうした、昔ならではの日本の風景を大切に残していきたいと、改めて思わされますね。はらさんは、Instagramでもさまざまな家族の写真を公開しています。気になった人は見てみてはいかがですか。Instagram:k_botchan[文・構成/grape編集部]
2023年08月12日どこか景色のいい場所に出かけた際には、記念に写真を撮りたくなるものです。きりさわ(@Killysour)さんは、北海道をツーリングした際に、さまざまな風景をスマートフォン(以下、スマホ)のカメラで撮影しました。しかし、確認してみると「どうしてこうなった」といいたくなる写真が撮れていたといいます。一体、どのような写真だったのでしょうか…。こちらをご覧ください!ぐにゃぐにゃ…!まっすぐ立っているはずの風車やバイク、空までもが波打って写っているではありませんか。どうやら、長時間バイクを運転していた影響なのか、走行中の振動でスマホのカメラが壊れてしまった模様。どこを撮っても、ぐにゃぐにゃの写真になってしまったそうです…!どれも、溶けた時計を描いた作品『記憶の固執』で知られる画家である、サルバドール・ダリの絵のような、アート性を感じますね…!写真を撮ってから1年が経っても、いまだに見返して笑ってしまうという、きりさわさん。投稿には1万件以上の『いいね』が寄せられ、さまざまなコメントが寄せられています。・暑すぎて、すごい蜃気楼なのかと思った。・ダリの絵みたいだぁ…。・これはこれで、むしろ味わい深い。・素晴らしいアートですね。ちなみに、きりさわさんは、すでにカメラを修理しており、もう意図的に波打った写真を撮ることはできないといいます。スマホの故障で生まれた『ちょっと変な写真』は、唯一無二のアートになることもあるのですね…![文・構成/grape編集部]
2023年08月10日風景をめぐる写真や映像表現を紹介する『風景論以後』が、東京都写真美術館で8月11日(金・祝)〜11月5日(日)開催される。風景とは何か。技術革新と経済成長の最中にあった1970年代前後の日本で、どこにでもある風景を、文化、社会、政治との関係から表現する実験的な写真が生まれ、映像にも大きな影響を与えた。近年国際的に再評価されている当時の動きを振り返り、現代の写真表現とつなげて考えてみる意欲的な展覧会だ。展覧会ではまず導入として、同展の起点となる映画批評家の松田政夫による風景論を紹介。全国的な都市化や近代化が進むなか、なんの変哲もない日常風景を国家と資本による権力そのものだとして、71年に刊行された『風景の死滅』などで展観する。さらに、広島を公園都市として、広島平和記念公園とその周辺を連続して撮影している笹岡啓子、ファッション写真雑誌の編集者として活動後、フリーの写真家となり、人の気配を残す匿名的な風景を撮影した清野賀子、自ら作り上げた「アレ、ブレ、ボケ」のスタイルを自己批判し、独自の実作と理論に向かった中平卓馬などの作品を展示。現代から70年代へと遡るようにその時代に現れた表現をたどっていく。また、足立正生、佐々木守、松田政男らによる映画《略称・連続射殺魔》も展示上映。1968年に起きた無差別連続射殺事件の犯人、当時19歳の永山則夫が、生まれてから逮捕されるまでに見たであろう風景のみで構成した実験的な作品だ。大島渚監督《東京战争戦後秘話》、若松孝二監督《ゆけゆけ二度目の処女》などの映像作品、アーカイブ写真や印刷物なども公開する。アーティストトークや映画上映のスケジュールもチェックしてから出かけたい。<開催情報>『風景論以後』会期:2023年8月11日(金・祝)~11月5日(日)会場:東京都写真美術館 地下1階展示室時間:10:00~18:00、8月の木金は21:00まで、9月以降の木金は20:00まで(入場は閉館30分前まで)休館日:月曜料金:一般700円、大学560円、高中・65歳以上350円※8月11日(金)~8月31日(木)の木金は17:00よりサマーナイトミュージアム割引あり公式サイト:()
2023年08月10日展覧会「風景論以後」が、東京都写真美術館にて、2023年8月11日(金・祝)から11月5日(日)まで開催される。1970年代前後の日本における風景論とその後風景は、芸術や美と結びつけて語られ、西洋の近代美術の主題となってきた。また、写真や映像においても、カメラのレンズを通して撮影者の視点をうつしだすという意味で、風景は重要な主題であり続けてきた。そして、「風景とは何か」を問う風景論は、社会的な構造や美の捉え方をも語るものであり、不安定な社会状況を背景に登場してきたのだった。実際、1970年前後の日本に現れた風景論は、どこにでもある風景を現実の側から捉えなおそうと試みるものであった。70年代に入り、学生運動の潮流が下火になる一方、全国的に都市化と均質化が進むなか、ありふれた、日常的な風景を国家と資本による権力そのものだとする風景論が、写真や映像メディアと連動して展開されたのだった。このように、写真や映像にうつしだされる風景の背後には、表面的には目に見えない権力の網の目が存在していると捉えられるのだ。展覧会「風景論以後」は、このように1970年前後の日本に登場した風景論を起点として、風景のなかに反映された社会制度や事象にまで光をあてるもの。当時の議論を牽引した映画批評家・松田政男による風景論や、その理論と連動した写真・映像表現を紹介するとともに、現在に至るまでの作品をたどることで、風景論以後の写真と映像の可能性を探ってゆく。現代における風景第1章では、現代における風景に着目。現代では、スマートフォンなどによって誰もが美しい風景を写真や映像に残すことできる一方、ソーシャル・メディアを通して、人びとはあらゆる種類の写真や映像を大量に消費している。このようにイメージが氾濫するなか、風景の背後に存在するものに目を向けることは難しい。会場では、広島平和記念公園とその周辺を継続して撮影し、公園都市としての広島を捉えてきた笹岡啓子などを紹介する。個人に向かう表現1970年代後半を経て、バブル経済の膨張と崩壊が起こる80〜90年代にかけて、写真や映画においては、非商業的で、個人に向かう表現が多数手がけられている。第2章では、70年代頃から写真や映像を用いて、大阪の居住地周辺の日常的な風景を記録するようになった今井祝雄や、ファッション誌の編集者から写真家に転向し、人の気配を残した匿名的な風景を撮影した清野賀子などに光をあてる。風景論誕生の契機本展で着目する風景論が生まれる具体的な契機となったのが、足立正生、佐々木守、松田政男らによる映画『略称・連続射殺魔』だ。同作では、1968年に起こった無差別連続射殺事件の犯人が、生まれてから逮捕されるまでに目にしたであろう風景のみ構成されている。第3章では、この『略称・連続射殺魔』や、風景論を経て独自の実作と理論へと向かった中平卓馬を紹介する。1970年代前後の風景論を再考第4章では、風景論の起源に着目。風景とは、馴染みのある言葉であり、さまざまな文脈や歴史的背景のもとに語られてきたため、風景論として定義することが難しい。1970年前後の日本における風景論は、そのなかでも特異な位置を占めるものの、当事者間の理論的な差異などから、その内容には大きく光があてられてこなかった。会場では、『略称・連続射殺魔』ばかりでなく、大島渚の『東京战争戦後秘話』などの映像作品、アーカイブ写真や印刷物の数々から、風景論の登場当時の議論を再考する。展覧会概要展覧会「風景論以後」会期:2023年8月11日(金・祝)〜11月5日(日)会場:東京都写真美術館 B1F 展示室住所:東京都目黒区三田1-13-3 恵比寿ガーデンプレイス内開館時間:10:00~18:00(木・金曜日は20:00まで)※入館はいずれも閉館30分前まで休館日:月曜日(月曜日が祝休日の場合は開館し、翌平日休館)観覧料:一般 700円(560円)、学生 560円(440円)、中学生・高校生・65歳以上 350円(280円)※( )は有料入場者20名以上の団体、同館の映画鑑賞券提示者、各種カード会員割引料金※小学生以下、都内在住・在学の中学生、障害者手帳の所持者および介護者(2名まで)などは無料※第3水曜日、9月18日(月・祝)は65歳以上無料※8月11日(金)〜31日(木)の木・金曜日17:00〜21:00 は、サマーナイトミュージアム割引(学生および中学・高校生は無料、一般および65歳以上は団体料金)■上映企画・出品作家による上映:崟利子日時:8月26日(土) 10:00 / 13:00 / 15:30 / 18:00・出品作家による上映:遠藤麻衣子日時:8月27日(日) 13:00 / 15:00 / 17:00・風景論をめぐる映画特集:平沢剛(キュレーター、本展企画協力)日時:8月24日(木) 18:00、10月6日(金) 18:00、10月7日(土) 10:00 / 13:00 / 15:00 / 18:00、10月8日(日) 13:00 / 15:00 / 18:00、10月9日(月・祝) 15:00 / 18:00、10月12日(木) 18:00、10月13日(金) 18:00料金:いずれも 当日券(1プログラムにつき) 500円※全席指定、各回定員(190名)入替制※鑑賞当日10:00より当日上映回すべての受付を開始※上映作品については美術館ホームページを参照【問い合わせ先】東京都写真美術館TEL:03-3280-0099(代表)
2023年07月29日大輪の花のごとく、夜空を色鮮やかに飾る花火は、古くから愛されてきた日本の夏の風物詩。種類や色もさまざまで、伝統を感じるものから、現代的な技術が盛り込まれたものなど、見ていて飽きがきません。フォトグラファーのRyogo Urata(@Ryogo_Urata)さんは、『青い色の花火』を撮影した作品をSNSに投稿しました。数ある花火の種類の中でも、青い色だからこその魅力を詰め込んだ作品に、多くの人が感嘆のため息をもらしています。赤や金色など、さまざまな色が含まれた鮮やかな花火は、目にも華やか。一方で、青い色で統一された涼やかな花火もまた美しく、独特な魅力があります。夏の蒸し暑さを忘れられるような一瞬の『涼』に、写真を見た多くの人たちから感動の声があがりました。・青い花火、とっても素敵です。見てみたいですね。・魅力がすごく伝わってくる!・なんて美しい…。気付かなかったな。花火は打ち上げられたら、ものの数秒で消えてしまいます。色に注目して眺めていると、また違う花火の魅力や楽しみかたを見つけられそうです。[文・構成/grape編集部]
2023年07月28日テレビドラマやアニメなどに登場するロケ地を巡ることを、『聖地巡礼』と呼ばれているのを知っていますか。記憶に深く刻まれた光景を実際に訪れて、作品の一部になった気分を味わうのが、ファンにとってはたまらないことなのです。2023年7月、Dalii(@_twoofakind_)さんが訪れた『聖地』は、なんと海外!「一生をかけてやりたかったやつをやってきた」というコメントとともにSNSへ投稿した、こちらの写真をご覧ください。イギリス・ロンドンのソーホー地区にある、ノエル・ストリートとバーウィック・ストリートの交差点。ここは、1991年から2009年まで活動していた、イギリスのロックバンド『オアシス』のアルバムである『(What’s The Story) Morning Glory?』のジャケットが撮影された場所です。同アルバムは、1995年に発売され、全世界で2500万枚を超える売り上げを記録するなど、『オアシス』の作品の中でも人気の高い一作。Daliiさんの投稿には、『オアシス』のファンをはじめ、たくさんの人々からコメントが寄せられました。・きゃーーー感動!!・素晴らしい!これはマジでやりたい!・究極のロケ地巡りだ…。海外まで行くのは単純にすごい!・アルバム発売から18年経った今でも、違和感なく当てはめられるんだな。ちなみに、Daliiさんはほかにも、イギリスのロックバンドに関する『聖地巡礼』を行ったそう。中には、世界的に有名な『ビートルズ』のアルバム『アビイ・ロード』のジャケットが撮影された場所も。旅行に出かける際は、『聖地巡礼』を組み込んでみるのも、楽しそうですね…![文・構成/grape編集部]
2023年07月27日7月下旬から8月いっぱいは、夏休みシーズン。まとまった休日を生かして、旅行に出かける人も多いのではないでしょうか。そんな中、一人旅研究会(@keionoteio)さんがTwitterに投稿した写真が、「旅に出たくなる」と話題になっています。こちらをご覧ください。どこまでも続いていそうな、ひたすらまっすぐな1本道。北海道斜里郡斜里町を通る国道334号線と国道244号線が、東西およそ28kmにわたって伸びている様子が写真におさめられています。東端には展望台が設置されており、そこから眺めることができるのだとか。投稿者さんの投稿には、数々のコメントが寄せられました。・これは気持ちいいぐらい直線!・北海道出身で、ここは何回も通ったことがあるんだけど、すごい景色でウキウキしちゃう。・端から見ると坂道みたいに見えるけど、道の途中は市街地になっていて、ギャップもあるんですよね。・この道を自転車で走ったら、絶対に楽しい!晴れた日にドライブするのも楽しそうな道ですね!夏休みの旅行先を検討中の人は、リストに入れてみてはいかがでしょうか。[文・構成/grape編集部]
2023年07月24日大阪府を代表する地域の1つ、梅田。そこを撮影した1枚の写真が、Twitter上で話題を呼んでいます。まるでアニメの背景のような梅田の風景写真を撮影し、Twitterに投稿したのは、偏見・ベッケナー(@jcWt5q3QDFysZb)さん。あまりにも美しく、投稿者さん本人すら「きれいに撮れすぎて、アニメの背景みたいになった」と語っているほどです。抜けるような青空が、高層ビルの窓に反射した、夏らしい鮮やかな1枚。投稿者さんの妻は、この1枚を見て、映画『君の名は。』や『すずめの戸締まり』などで知られる、新海誠監督の作品を連想したといいます。まるでアニメのような梅田の風景は反響を呼び、2万件以上の『いいね』が寄せられました。・新海誠監督の作品ではおなじみの『RADWIMPS』の曲が流れてきそう。・真ん中の空き地に怪獣を追い込んで、周囲のビルから十字砲火したい。・新海誠監督の『天気の子』を思い出す。梅田の駅周辺には商業施設が立ち並び、人通りも多いにぎやかな地域です。しかし、投稿者さんの1枚は、そんな喧噪すらも忘れてしまいそうになります。[文・構成/grape編集部]
2023年07月23日・おー!これが現実にあるとは!・どこかで見覚えがあると思った。・視力が悪い人だけ共感できるやつ!ばたこ(@subsymo)さんがTwitterに投稿した『ある風景』に、こんなコメントと13万件以上の『いいね』が寄せられています。ばたこさんは、茨城県の道路で、見覚えのある光景を目にしたそうで…。見覚えのある『あの風景』にそっくりな1枚「茨城の道、眼科のやつじゃん!」ばたこさんがこうコメントし、投稿した1枚をご覧ください。直線に伸びた道路と、上空に浮かぶ気球…。そう、眼科を受診した時に椅子に座って機械をのぞくと見える『あの風景』にそっくりではありませんか!気球が浮かぶ風景が見える機械の正体は、『オートレフラクトメーター』と呼ばれるもので、近視や遠視、乱視の度数と目のカーブを測定するためのもの。焦点が合わないと計測が困難になるため、一点を見ることに集中できるよう、中心に気球や家など目印になるものがあるのだそうです。ちなみに、よく見る検査用の画像は、アメリカのアリゾナ州の光景に気球を合成したものなのだとか。機械をのぞくと見える『あの風景』そっくりな1枚に、興奮した人は多かったようです。眼科を受診した時のように、中心の気球に焦点を合わせて、じっと見てしまいますね…![文・構成/grape編集部]
2023年07月19日富山県を中心に、美しい風景を撮影している、写真家のイナガキヤスト(@inagakiyasuto)さん。1本の動画をTwitterに投稿したところ、「絵画のような美しさ」「思わず息をのんだ」と反響を呼んでいます。わずか9秒の動画に収められた、美しい映像がこちら…!富山の本気。やばい… pic.twitter.com/gHYZPg11dv — イナガキヤスト (@inagakiyasuto) June 18, 2023 動画に映っているのは、富山県の中新川郡立山町にある『みくりが池』と、その周りを囲う『立山』。『みくりが池』は、もともと火山活動によってできた火口に、水が溜まってできた火山湖なのだとか。空と山が映し出された水面に、神秘的な美しさを感じますね。撮影したイナガキヤストさんも、「富山の本気。やばい…」とコメントをしていました。映像を見た人からは、感動の声が数多く寄せられています。・水面に映る景色が美しい…。・目の前にこんな風景が現れたら、感動しますね。・湖が澄みきっていて、透明感もすごい!・「ここ本当に日本?」と疑いたくなるほど、美しすぎます。ただ見ているだけでも、不思議と心が落ち着くような気がします。この絶景を見るために、富山県を訪れるのもいいかもしれませんね。[文・構成/grape編集部]
2023年07月19日みなさんは、『絶景』と聞くと、どのような景色を思い浮かべるでしょうか。雄大な大自然や、大きなビルが建ち並ぶ街並みだけでなく、日常的な風景がふいに印象的なものになることもあります。男女でアート作品を制作しているアートユニット『sara』の2人が、Twitterアカウント(@sara2626_if)に投稿した『絶景』をご覧ください。民家の上に細長く伸びた雲が、まるで深海魚のリュウグウノツカイのような形に…!写真に写った雲の形をなぞるようにしてイラストが描かれており、いっそうイメージがわきやすくなっています。夕焼けと夜空のグラデーションを割って泳いでいるかのごとく、神秘的な光景が広がる空を収めた写真には、さまざまなコメントが寄せられました。・グラデーションの空も、すごくきれい!イラストの竜も、まるで家路を急いでるようです。・スタジオジブリのアニメ映画『千と千尋の神隠し』に登場する、ハクにも見えますね!・新海誠さんのアニメ映画『天気の子』を地でいくとこうなるのかなぁ。ふと見上げた空が、吸い込まれそうなほど美しい景色だったとしたら、思わず感動してしまいそうですね…![文・構成/grape編集部]
2023年07月18日