開始後1か月でキャンペーンが終了 生成AIで書いた記事に批判が集まったワケ
入力したテキストをもとに、画像や文章などを簡単に生み出すことができる『生成AI』。
簡単な作業で、精度の高いデータを大量に作り出すことができるため、便利ですよね。
ビジネスでの活用も進んでいますが、その手軽さゆえに、トラブルに発展するケースも増えているといいます。
生成AIで作った記事に『誤情報』
話題になったのは、株式会社ファーストイノベーションが運営する、福岡県の魅力発信を目的とした、官民連携の地方創生キャンペーン『福岡つながり応援』。
2024年11月上旬、ウェブサイトで掲載された記事に、多くの誤情報が含まれていたことが明らかになったのです。
同月7日、同キャンペーンはXアカウントを更新し、誤った情報を発信したことを謝罪。
投稿されたポストには「インターネット上の情報をもとに生成AIを活用してメディア記事を作成し、人的確認のうえ発信してまいりました」と説明。今回の一件を機に、記事の全削除をしたと報告しました。
わずか1カ月でプロジェクトが終了
『つながり応援プロジェクト』は、地域の活性化とそこで活躍する団体への寄付を目的とする、官民連携のプロジェクト。