「盲点だった」「助かる」 聴覚障害を持つ人のために、21歳の大学生がマスクを開発

世界で多数の感染者を出している新型コロナウイルス感染症(以下、コロナウイルス)。
感染予防のために、マスクを使用している人も多くいるでしょう。しかし、マスクの使用が増えたことによって困る人もいました。
聴覚障がい者でも使えるマスク
聴覚障害がある人の中には、相手の表情や唇の動きから情報を得てコミュニケーションをとる人もいるといいます。
ですが、マスクにより相手の顔の半分が隠れてしまうため、コミュニケーションをとることが難しくなってしまいました。
アメリカのケンタッキー州にある、イースタンケンタッキー大学に通う21歳のアシュリー・ローレンスさんは、聴覚障害のある人を助けるアイテムを開発。
地元のニュースメディア『LEX18』によると、アシュリーさんは、聴覚障害について学んでいるといいます。
アシュリーさんは、聴覚障害の人がマスクをしていてもコミュニケーションが取れるマスクを作ったのです。
So right before the pandemic, masks were made and made commercialized to help people with hearing loss have access to...
Ashley Lawrenceさんの投稿 2020年3月30日月曜日
このマスクなら、口元がプラスチック製の透明になっているため、マスクをしていても唇の動きが分かります。