海外で「売春婦」と呼ばれた日本人 差別の根本を語った言葉に気付かされる
また、叔母は差別を許してはならない理由について、こうも語っていたのでした。
『生きる』ということは、社会や世界とつながり、支えあっていくこと。
人種や性に関する差別は特に許してはいけない。個性を否定することだから。
目の前にいる相手を知るということは、社会を知り、世界とつながる一歩目ともいえます。
『自分と違う』『自分の知らない現実』というだけで目をそらし、ましてや相手を否定し続けた先に、一体何が残り何が得られるというのでしょうか。
誰かと違うことは何も怖くないことだと、一人ひとりの内側から変えていかなきゃ進まない気がする。
自身が目の当たりにした差別をきっかけに、そう語る投稿者さん。
人種だけでなく、世の中には性的指向や性別、生まれ育った地域や職業など、数多くの差別が存在します。
「自分に差別は関係ない」と思っていても、現実に差別は起きていて、自分が気付かないだけでとても身近な問題です。もしかしたら、知らないうちに差別を受け、または差別している可能性も。
「差別はいけない」と語るのは簡単なことですが、では実際に差別をなくすためにはどうすればいいのか…答えは自分の心の中にあるのではないでしょうか。