原作者逮捕で連載終了の漫画作品 作画担当のコメントに「これ以上ないほど真摯な言葉」
『アクタージュ』という作品そのものを見ることによってそれらが誘発されたり、苦痛を与える原因になる可能性を考慮して、作品の終了は妥当だと判断しました。
@uszksrーより引用
連載を続ける道はあったのかもしれません。しかし、もしも連載を続けたとして、それが被害者を今後も苦しめる要因になりかねないことを、宇佐崎さんはちゃんと考えていたのでした。
続けて、宇佐崎さんはファンに向けてこうも呼びかけています。
そして作品を愛してくださっているファンの皆様へお願いがございます。
いつも『アクタージュ』を応援いただきありがとうございます。この度は道半ばで作品を終わらせることになってしまい、皆様と同じく私もとても残念に思っています。
しかし作品を惜しむ声が被害に遭われた方に対しての重圧となることは、絶対に避けるべきことです。
当然のことですが、作品が終了するのは被害に遭われた方のせいではありません。被害に遭われた方が声を上げたこと、苦痛を我慢して痴漢行為や性犯罪に対して泣き寝入りしなかったことは決して間違いではありません。正しいことが正しく行われた結果です。
その勇気と行動を軽視したり、貶めたり、辱めるような言葉でさらに傷つけることは、あってはならないことだと思います。