干し柿の作り方が意外と簡単だった 甘柿を使えばいい?時期は? 熱湯を使った裏技も
柿は甘柿を使うといい?
干し柿を作る時は、そのままでも食べられる『富有柿(ふゆうがき)』などの甘柿ではなく、渋柿を使うようにしましょう。
実は甘柿よりも渋柿のほうが糖度が高いといわれています。そのため、渋柿で作った方がより甘い干し柿ができるのです。
渋柿の渋味は、紅茶などに入っているタンニンが原因。干すことで渋柿のタンニンが変質し、渋味が溶け出さなくなり、甘みを感じるようになります。
また、甘柿だとカビが発生しやすいというリスクもあるようです。
干し柿の作り方熱湯や焼酎を使うのがコツ!
まずは渋柿を用意しましょう。最近は干し柿を作る人も増えているようで、ネットなどの通信販売でも購入することができます。
後でひもをくくれるように、柿のヘタは取らずに残しておきましょう。
皮をむく時は、下からヘタに向けて包丁を入れるといいそうです。その際、下に少し皮を残しておくと乾燥した時にへこむのを防げます。
すべての柿の皮をむき終わったら、ビニールひもやタコ糸などを使って、両端にヘタを結び付けましょう。
ここまで来たら後は干すだけ…と思いきや、もう1つ重要な工程があります。
それは、柿を熱湯に約10秒ほどくぐらせること!
大きめの鍋で熱湯を沸かし、ひもを付けたまま全体が浸るように動かしましょう。