保護犬を引き取った人が『元飼い主』へあてた手紙 内容に心が震える
震災後に発生した福島第一原子力発電所事故の影響で、警戒区域に指定されていた双葉駅周辺。そのため、引き取った人はローズが生きている間に双葉町へ行くことが叶わなかったのでしょう。
ローズが亡くなった後も、双葉町に入れるまでローズの遺骨を大切に保管し、「ローズが生きていたことを伝えたい」という思いからこのメッセージを双葉駅に残したのです。
ローズは、きっと元の飼い主へ会いたかったと思いますが、引き取った人の愛情に包まれ残りの犬生を全うしたはずです。
ネット上では投稿に対し、このようなコメントが寄せられました。
・もしかしたら、元の飼い主さんは会いたくても、もう会えない場所にいるのかもしれないですね。もしもそうだったら、今やっとローズと再会することができたかな…。・素敵な人に引き取ってもらって本当によかった。
つらい記憶もあったことでしょう。ローズが来世でずっと幸せであることを祈ります。
・涙がとまりません。どうか元の飼い主さんへ、ローズは幸せに暮らしていたことが伝わってほしいですね。
多くの尊い命が失われた中で、心優しい人の手によってつながれた命の物語。
この小さな奇跡が、どこかでローズを想っている元の飼い主さんへ届くことを祈るばかりです。
[文・構成/grape編集部]
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