2018年8月11日 16:00
家計診断専門家が指南!へそくりを無理なく続ける3STEP
(西山さん・以下同)
へそくりに躍起になりすぎて、夫婦の貯金がゼロというのは本末転倒。まず、家族の備えとしての貯金を十分にできた後にへそくりを貯めるようにしたい。ムリなくしっかり貯めるコツを聞いてみた。
【1】まず目標額を決める
はじめは目標額の設定から。いきなり100万円などとハードルを高く設定するのではなく、身の丈に合ったレベルからスタート。
「貯金がない人は、節約する目標額を設定して、そのプラス2割、1万円なら2,000円多めに節約して、2,000円をへそくりに回すという具合に始めてみましょう」
銀行の自動積立定期預金で月に3,000〜5,000円ずつ自動的にへそくりに回す方法もおすすめだそう。
【2】生活費から少しずつ貯める
へそくりの王道は、生活費から。膨らみがちな外食費を減らしてなるべく家で食べる工夫をしてコツコツ貯めるのが近道。
仕事している主婦でも、週末に“つくりおき”をして、ランチにはお弁当を持参している人も多いという。「お子さんが小さいうちは、お母さんがカットをして美容院代を浮かせたり、ウェブアンケートでポイントを貯めて現金化したり、小さなお金を積み上げています」