2019年2月13日 14:41
少女時代スヨン 30歳目前で気づいたこと「年齢に意味はない」
昨年12月に行われた完成披露試写会の舞台挨拶では、原作者の吉本氏も一緒に登壇。
「吉本先生から『原作のまんまのキャラクターをリアルに演じてくれました』という賛辞をいただいたときはうれしすぎて、『私の人生でなにが起こっているんだ!』とわからなくなってしまったくらいでした(笑)」
スヨンが演じたヒロインのユミは30歳目前でごく普通の日々を送っていた女性だったが、恋人に裏切られ大きな絶望感に襲われる。
「ユミを演じながら、自分の人生でこんな絶望を味わったことがないと気づきました。いっぽう深い傷を負いながらも現実から逃げずにいまの自分ときちんと向き合うところは、ユミと自分は似ていると思いました」
そんなスヨンも30代を目前にした女性のひとり。アイドルグループのメンバーとしてトップの座に君臨した20代を経て、これから迎える30代をどのような気持ちで過ごしたいかと訊くと次のように語った。
「20代のときは『30歳になったら、このくらいのレベルに達しているだろう』と想像し、思い込んでいた部分があったんですね。30代に特別な意味を与え過ぎていたというか。お仕事の依頼がきても『もうすぐ30歳の私がやるの?』と思ったり、その逆に、いまはまだ諦めなきゃいけないことが30代になったらできるだろうと考えたり。