いだてん 秘策はチコちゃん!低迷V字回復案として白羽の矢
宮藤官九郎さんならではの脚本なのですが、話の途中で突然、時代が切り替わるため、特に年配の視聴者がスピード感についていけていない。従来の大河ファンが離れてしまっているのが最大の要因です」
主人公が阿部に代わる後半戦では、五輪招致というわかりやすい展開で視聴率向上が見込めると踏んでいるというが……。
「具体的には『あまちゃん』で人気だった小泉今日子さん(53)の登場場面を増やすことを考えています。とはいえ、放送されるのは3~4カ月先の話なので、局側は番宣活動に最注力することに決めました。そこで“起爆剤”として白羽の矢が立ったのが“チコちゃん”でした」(ドラマ関係者)
『チコちゃんに叱られる!』は、“5歳の女の子”チコちゃんの素朴な疑問に答えていく同局の人気番組。不正解だと「ボーっと生きてんじゃねーよ!」と叱りつけるキャラが人気を呼んでいる。
「9日の再放送の視聴率が18%で、週間視聴率《娯楽部門》でなんと『笑点』や『イッテQ!』などを抑えて1位になりました。正月放送の特番では、阿部さん、綾瀬はるかさん(33)らが出演しましたが、勘九郎さんはVTR出演のみ。
そこで、今度は勘九郎さん本人を出演させてチコちゃんに存分に叱ってもらおうと、スケジュールを調整している最中です。