2019年3月20日 06:00
椎名桔平 母が肺気腫で死去…『3年A組』収録中に起きた悲劇
当初、老後はゆっくり過ごしてほしいと考えていた椎名だったが、両親は根っからの働き者。“家に籠るよりも客商売をしていたほうが元気でいてくれる”という思いからの贈り物だった――。
しかし、4~5年前に母が肺気腫を発症。母が入院してから、椎名は妻の山本未來(44)と息子(9)を連れ、頻繁に実家に帰ってきていたという。
「最後は何も食べられなくなっていた母親にとっていちばんの栄養は桔平の笑顔。顔を見せることがいちばん元気づけられる方法やと思ったんでしょう。桔平は多忙のなか片道5時間近くかけて、よく帰ってきてくれてたんです」
そして、約500日の闘病のすえ、最愛の母が旅立った――。
「危篤の一報を受け、桔平は名古屋から三重の病院までレンタカーで駆けつけてくれました。
お父さんやお兄ちゃんも一緒に、みんなで最期を迎えたそうです。桔平には言葉にあらわせんぐらい、感謝の気持ちでいっぱいです。最後の最後まで、母親をよくみてあげてましたから。お母さんもきっと同じ気持ち。桔平に『ありがとう』と思いながら旅立ったんやと思います」
椎名が涙を隠して挑んだ『3年A組』最終回の平均視聴率は番組最高となる15.4%を記録。