村井國夫 反省なき2度の不倫現場【平成ベストスクープ】
――親密な関係の若い女性ですよね?
「違うんだ。違うんだよ……。僕は彼女に相談していたんだ!還暦を過ぎた役者でも悩みはたくさんある。これからの役者人生をどうしたらいいのか、相談していたんだ」
本誌記者が「年下の女性にですか?」と突っ込むと。
「そう、そうなんだよ!彼女も舞台関係には詳しい。役者とは他人に見られてナンボの仕事だ。第三者から見て、僕はどうなんだ、とね」
――彼女はわざわざ東京から来たんですか?
「うん、そう。でも僕は家庭は壊さないよ。
家族は大事だ。その家族を支えていくために、僕は人生を送っているし、だからこそ不安なんだ」
さすが舞台俳優、小声で話しているのに声はよく通る。
――それで親密になったんですか?
「他人の話をよく聞いてくれる女性だよ。とてもいいコだ。しかし、この話が広がると困るよ。本当に、困るんだ。前はロンドンと一緒だった若い女性とウワサになった。そしてまたか……。
自分で蒔いたタネなんだが、本当にまずいんだよ」
そう言うと「私はどうしたらいいんだ……」と、また天を仰いだ。村井は悲しい声でつぶやいた。こんな格好を見たら、また音無はショックを受けるかもしれない。