女芸人の性別いじりは必要なのか?お笑い業界の旧体質を考える
現在、業界の根本的な改革を求められているお笑い界。先月には、その旧体質を象徴するようなこんな事件があった。若手お笑いコンビ「カフカと知恵の輪」の小保内太紀(26)は、ライブのフリートークで、相方の女性が、ほかの男性芸人から「エロい」などのいじりを受けたと6月15日にTwitterに投稿した。「カフカと知恵の輪」は今年組み始めた若いコンビであるにも関わらず、このツイートは6,000回以上リツイートされ、90件を超えるコメントが付いた。
今回の話題以外にも、女性芸人への容姿や性別によるいじりは日常化していて、異を唱えることすら最近までは難しかったのではないだろうか。
■女性芸人のなかには“性別いじり”にNOを突き付ける人も
そんな状況に対して、ふとしたときに異を唱える女性芸人もいる。Aマッソ・加納愛子(30)は、2018年2月10日に放送された『ゴッドタン』(テレビ東京系)でこう語った。
「面白いと思われたいのに、番組アンケートが全部『彼氏いますか』『つきあった人数何人ですか』とかしかない」
「デブとブスしか求められてないんですよ、結局」
また、にゃんこスターのアンゴラ村長(25)