大野拓朗語る女装役の苦労「爪のケアにムダ毛処理…」
全10回で描かれる本作には多くの子供たちが登場。大野自身はどんな子供だったのかと訊くと、「めちゃめちゃ可愛かったです!!(笑)」と本人。
「昔から女の子にモテ続けてきました。ずっとモテてるから、とくにモテ期というのもなくて、実際、モテ期がきたらどうなるんだろう?ってワクワクします」
小学生時代のバレンタインデーには、学年の半分以上の女子からチョコをもらっていたとも。
「学年2クラスしかなくて、女子は30人くらいだったので15個くらい。ほとんど本命だったと思います。下駄箱に『放課後うちに来て』って手紙が入っていたり、直接そう言われたりするので、当日は15軒くらいの女子の家を回るんです。『本命だから、チョコを渡したことを誰にも言わないでね』って告白みたいなことをされたり……。
高校の頃なんか、教室に僕を見るための女子で人だかりができていることもしょっちゅうでしたね(笑)」
両親からいっぱいの愛情を受けて育ったという大野は、親の子供の虐待などの悲しい事件が後を絶たない現代だからこそ、本作を見る人の心の癒やしにつながってほしいと願う。
「原作の大和さんがおっしゃっていたんです。連載当時、“この作品を読むと、我が子を抱きしめたくなる”“子供が愛おしく思える”というファンレターをもらった、と。