くらし情報『睡眠惜しみ翻訳家に、“億資産”築いた原点はかつての貧しさ』

2019年7月17日 06:00

睡眠惜しみ翻訳家に、“億資産”築いた原点はかつての貧しさ

義父母からの教えはその後の人生にも役立つことが多かったが、夫とは性格の不一致から別居を選択。次男を出産後、実質的にシングルマザーとなる。

それまでのパートでの年収は90万円程度。乳児と幼児を抱えてパートに出ることもできなくなった星野さんは特許翻訳の仕事付きの翻訳講座を受講しはじめ、翌月には3,000円の報酬をフリーランスとして初めて得る。仕事は順調に増え、年商2,000万円を突破。その売り上げが10年以上続いた。

「電気分野の特許の翻訳には、私が最初の会社で苦労して得た制御機器の知識が不可欠でした。経験しておいて無駄になることは何もないと実感したんです」

当時、寝る間もないほど大量の仕事を受けていた星野さん。
「もし私が過労死したら子どもたちが路頭に迷うのでは」と感じたとき、義理の父が教えてくれた不動産投資のことを思い出す。不労所得を得るため、投資用に中古のワンルームマンションを購入する。

「働かなくても月に5万7,000円の家賃収入が入ってくるので、安心を手に入れたような感覚でした」
専業主婦だった時代は夫から受け取る10万円(家賃・水道光熱費込み)の生活費でやりくりした経験があるため、限られたお金で生活する自信はいまもあるという。

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