くらし情報『『エヴァ』主題歌で億万長者に…作詞家女性の失敗と反省』

2019年7月17日 11:00

『エヴァ』主題歌で億万長者に…作詞家女性の失敗と反省

入ってきたお金が手元に残ることはほぼないんです」

さかのぼると、撤退してしまったシティバンクにファンド購入を勧められて失敗、「トルコに物件を買うともうかる」とそそのかされ、家も洞窟(!)も買ったが、それも失うことに。

「失敗を繰り返してわかったことは、私には本業以外への投資は向いていないということです(笑)」

そんな及川さんの“億女”になるまでの軌跡をたどると、「音楽の世界で生きていきたい」と、地元和歌山から上京してきたのが24歳のとき。貯金はなく、友人に頼んで安アパートを探してもらったそう。

上京後はリクルート社の営業職など、じつに12回の転職を繰り返すが、その傍らで作詞を続け、1年後に「三菱ミニカ・マスコットソング・コンテスト」で最優秀賞を受賞、作詞家デビューをはたす。

転機となったのは’88年、Winkに提供した『愛が止まらない』が大ヒット、続いて翌年には『淋しい熱帯魚』が日本レコード大賞を受賞する。「作詞家として、ヒット曲を出す、レコ大を取る」という目標を20代にしてかなえた。そして’95年、大ヒット曲『残酷な天使のテーゼ』を手がける。

「企画書を斜め読みしたうえで、『哲学的に』というオファーがあったので、そのように詞を書いていきました。

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