だいたひかる支える夫「がっつり落ち込んでいいから僕を頼って」
さらに、切除したものの病理検査の結果は悪性で、それもやはり残念でした。全摘した側で再発する確率を聞いたら、10%以下だと言われました」
腫瘍を摘出しているため、検査結果後は放射線治療を行うことに。彼女の場合は25回、手術した場所に放射線を当てて、がん細胞をたたくということになった。
だいた「放射線治療は未経験だったので、ブログ読者の方のコメントにすごく勇気づけられました。すずに治療の解説をしてもらって、私としては焼き畑農業みたいなもんかなと理解したんですね。そしたら日焼けサロンみたいなものとコメントをくれた読者の方がいて。『日サロお疲れさまです』みたいな(笑)。たしかに吐き気もないし、とても楽な治療で、5月16日に修了しました」
常に前向きな気持ちでいられないときもあるのが人間。
ときにはネガティブな気持ちになることもあるのでは?
小泉「ひかるちゃん、両親、自分の大事な人たちが安心な人生を送れるようにしてあげたいと思ってるんですが……。今回みたいに再発してしまったり、どうすることもできない事態になると、自分は非力だと思います」
だいた「こんなふうに言ってくれるので、すずの言葉を聞いて、せつなくなることがあります。