だいたひかる支える夫「がっつり落ち込んでいいから僕を頼って」
『ひかるちゃんのがんを治すために僕は生まれてきたんだ』って言われたときは、『いやぁ、もっといろんな意味があって生まれてきたんだと思うよ』って言いました。なんか申し訳ないなって思いました。まあ、せめてがんになるのがあと10年遅かったらな~と考えることはあります。50代まで粘ってくれてたら、結婚当初思い描いていたように家族を増やしたりとか、人並みに人生設計ができたなと思うと、ちょっと無念ですけどね」
小泉「やりたいことをすべてやれる人生。そっちの道は、幸せ度数が高そうですけど、それは“空想の世界の道”であって、自分たちの歩んでいる道ではないんですよね。つい考えてしまったもう一つの道は気にしないようにして、今のこの道で2人で一緒の方向を向いていられれば、それが幸せなんだと思っています」
お互いを思うあまり、遠慮して本音を言わないことも?
小泉「さすが芸人というか、手術のこともマグロの中落ちにたとえたりして笑いに変えてくれたりしますが……。そんな言葉に救われつつ、矛盾するようですが、彼女らしさが出れば出るほど、悲しくなる部分もあります。いつも頑張ってるんだから、大変なときにはがっつり落ち込んでもいいのになって思うこともあります。