2019年7月24日 06:00
嵐・大野に3度の転機 辞める決意もジャニーさんが慰留続けた
7月19日、嵐の5人が「NHK東京2020オリンピック・パラリンピック放送スペシャルナビゲーター」として五輪関連番組『2020スタジアム』の会見に臨んだ。所属事務所社長・ジャニー喜多川さん(享年87)逝去後の初の公の場だった。リーダー・大野智(38)は逝去翌日にこんなお別れの言葉を贈っていた。
《ジャニーさんと出会えたことで僕の人生は大きく変わりました。嵐をつくってくれてありがとう》
嵐はジャニーさんがCDデビューさせた20世紀最後のアイドルグループ。99年9月、米国ハワイ州・ホノルル沖の客船上で結成会見。“生みの親”であるジャニーさんも同行していた。嵐は着実に人気と実力を伸ばし、07年4月に初の東京ドーム公演。
同年のシングル『Love so sweet』がオリコン年間チャートトップ10入りする大ヒット。以降、男性アイドルの売上げ記録を次々と塗り替えていく。
「嵐が国民的な人気となったのは5人のチームワークがあったからこそ。そういう意味では、リーダー・大野さんの役割は大きい。そもそも大野さんを嵐のメンバーとして“大抜擢”したのも、ジャニーさんでした」(前出・音楽関係者)
テレビ局関係者もこう証言する。