新しい地図・稲垣吾郎「未練があってもいいんじゃないかな」
「新しく始めたものの中でも、SNSというツールは大きいですね。ファンの方との距離がより縮まりましたし、新しく僕たちに興味を持ってくれる方も少しずつ増えてきたと言う実感があります。リアルタイムでやりとりできるということも、楽しんでいます」
環境の変化にも柔軟に対応する姿勢が印象的な稲垣。プライベートではどうなのだろうか。
「自分のペースでゆるく穏やかに過ごすことが好きで。なくなっていってしまうものは仕方がないけれど、新しいもののために古いものを捨てなきゃいけないというような割り切りや潔さは、僕にはあまりないんです。未練があってもいいんじゃないかなって。男女の恋においても、別れた後は一切連絡をとらないという方もいますが、僕は離れたとしても絶縁することはないんじゃない?というタイプ。
ただ、人との絆を捨てることはないけど、物は増えていってしまうので、どこかで捨てなきゃなとは思いますね。実際には、服とか食器とか、眼鏡も度が合わなくなっても捨てられなかったり。携帯のフォルダの中の写真もそう。本とか映画のDVDとか、自分が影響を受けたものも手放せないですし。台本なんかはすぐ捨てちゃうんですけどね(笑)」