2019年8月17日 06:00
2人合わせて7億円超え、宝くじ当せん者が語る「当せん前の災難」
これはもしやと思って400枚を床に広げて確認したら、そのなかに当せんくじがあったんです」
唱田「それはゾロ目にこだわった住職の思いが引き寄せた大当たりですね」
林「当たったとわかったときは、換金までの期間、寺に保管するのが心配で、銀行に貸金庫を借りたくらい興奮してしまって(笑)」
唱田「私の場合は、じつは当せんの2週間前に、突然、それまで勤めていた会社をクビになりまして」
林「ほう?」
唱田「上司とちょっとしたいさかいがあって、翌日、会社に行ったら席がなかった(苦笑)。いまもそうですが、私は占いに興味があって、とくに九星気学の吉方位を大切にしているんです。当時、もう貯金もわずかでしたが、思い切って、西が吉方位の日に、東京からわざわざ福岡まで来て、BIGを3,000円分買いました。そのうち1口が6億円だったんです」
林「唱田さんの話を聞いて思い出した。私もね、当せんする数日前に、車のもらい事故でえらい目にあったんですよ。私の乗った車が、交差点で、いきなり横から突っ込まれてね。唱田さんの解雇とは比べられないけど、大当たりの直前にトラブルがあったのは同じです」
唱田「私をクビにした上司をそのときは理不尽と思いましたが、6億円を当てさせてくれた人ともいえます」