火災保険料は10年まとめ払いがお得!FP語る見直しの肝
とは、保険金が受け取れるような事故が起きたとき、契約者側が自己負担しなければならない金額のこと。
「見直し時、免責金額を高く設定すればするほど、いざというときの自己負担額は大きくなりますが、そのぶん月々の保険料を安く抑えることができます」
【3】火災共済への乗り換えを検討する
生協など、非営利の生活協同組合が運営する火災共済に加入していれば、損害を受けた場合に保険金として「共済金」を受け取ることができる。契約条件は、生協の組合員であること。特徴として、補償額が少ないが、決算時に剰余金があれば「割戻金」で戻ってくることなどが挙げられる。
「補償内容がカスタマイズできず、商品の選択肢が少ないですが、民間の損害保険会社とは異なり、非営利団体が運営しているぶん、リーズナブルな値段になっています」
【4】支払い方法を見直す
最後に考えたいのが月々の保険料をまとめて支払うという手段だ。
「毎月払いから年払いに変更すれば、5%程度下がります。さらに10年一括を選ぶと、2割ほどの節約にも。支払い時は大きな支出となりますが、年間保険料を3万円とすると、10年で約6万円お得です。
クレジットカードで支払えば、ポイントをがっつりためることもできます」