くらし情報『結愛ちゃん虐待死事件「私は鬼母…」弁護士明かす実母の懺悔』

2019年9月28日 15:50

結愛ちゃん虐待死事件「私は鬼母…」弁護士明かす実母の懺悔

最初は“死にたい”を繰り返す優里被告だったが、勾留15カ月を経て、少しずつ事件に向き合う気力を養っていったようだ。前出の担当弁護士が続ける。

「彼女には今回の事件の資料をファイルにして渡しており、彼女は東京拘置所の部屋に、それを置いていました。ファイルのなかには結愛ちゃんの、あざだらけになった遺体の写真もあったのです。彼女は最初、そのファイルを見ることもできませんでした。しかし公判1カ月前の8月には、ようやく読むことができるようになったのです。彼女にとっては勇気が必要なことだったでしょう。最近はこんなことを言うようにもなりました。
『自分が死んだら、結愛が生きていたことを覚えている人間がいなくなってしまう』と……」

だが彼女には刑務所生活に入る前に、別の“罰”も待っているという。

「10月1日から雄大被告の公判もスタートします。その法廷に彼女も検察側の証人として立つのです。雄大被告は事件の詳細について、ほとんど口を開こうとしないため、検察は優里さんに証言することを求めたのです。法廷では遮蔽板も立ててもらいます。でもDVの加害者と同じ場にいなければならないのは、彼女にとって恐怖だと思います。

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