雅子さま お茶会を30分延長…出席者が語る“笑顔のご歓談”
「眞子さまには『眠れていますか?』とお話しすると『眠れないときもあります』と、ほほ笑まれてお答えくださいました。眞子さまは中学高校のときに萩尾さんの作品を愛読されていたそうで、5つか6つ作品名を挙げて話されていました。私自身は両陛下と、日本人の睡眠時間が少ないことなどをお話ししました。とても楽しい時間でした。雅子さまはずっと笑顔で顔色もよろしくて、長期のご療養で大変おつらい時期があったことも感じさせないほどでした」
文化勲章を受章した写真家の田沼武能さんも明るい声で話してくれた。田沼さんは、雅子さまの妹・池田礼子さんとも会ったことがあるといい、
「雅子さまに『妹さんとユニセフでご一緒させていただいたことがあります』とお話ししましたら、『そうでしたね』とお答えくださいました。光栄なことに、かつて私と園遊会でお話ししたことも覚えていてくださいました。そのときに比べても、とてもご健康そうなご表情でした。
『ご公務がお忙しいですね』と申しましたら、『いえいえ』と笑顔をお見せになってお答えくださいました」
そして、両陛下は26人の出席者一人ひとりのことをとても勉強されていたという。
「陛下は私の著書『難民キャンプの子どもたち』(岩波書店)