雅子さま お茶会を30分延長…出席者が語る“笑顔のご歓談”
を話題にしてくださり、また雅子さまにも『世界の子どもたちを撮っているんですね。大変ですね』と、私のライフワークにも関心をお示しになってくださいました」
そして田沼さんも柳沢さんも、「堅苦しくなくお話しできました」と口をそろえる。宮内庁関係者が言う。
「上皇ご夫妻の場合は、優しい雰囲気ながらも威厳が醸し出されていて、どこかかしこまった感じがありました。両陛下の場合は、お二人がお互いのお気持ちをフォローし合われるように、連携して会話をお進めになるので、周囲にはとても和らいだ空気が漂うのです。ゲストのみなさんは敬意を持ってお話しされているのですが、会場全体がアットホームな雰囲気に包まれていました」
実はこの茶会では、両陛下の到着が遅れ、開始時刻が10分ほど遅れるというハプニングがあった。
「雅子さまの体調を考慮されて、あまり焦られないようにと陛下がお気遣いされたのかもしれません。結果的に、ご予定より30分以上も延長されて歓談されました。
そうした両陛下のおもてなしによって、むしろ出席者のみなさんは喜んでいらっしゃったようです」(前出・宮内庁関係者)
見え始めた両陛下の新しいスタイルについて、精神科医で立教大学教授の香山リカさんはこう語る。