くらし情報『毒蝮三太夫語る“令和の年寄り”像「元気だが話し相手いない」』

毒蝮三太夫語る“令和の年寄り”像「元気だが話し相手いない」

まぁ、そう言ってる間におれがジジイになっちゃったんだけど(苦笑)」

20年以上、聖徳大学の客員教授を務め、介護についても講義しているまむしさん。高齢の親とその子ども世代、そのお互いが元気になれる関わり方とはーー。

「まずは3つの“かける”からはじめてみよう。最初は(1)笑顔で話しかける。『あなたに悪意を持っていませんよ』と示すの。それから、(2)肩に手をかける。『私はあなたの味方ですよ』という合図だね。それと最後は(3)気にかける。
『こないだは風邪を引いてらしたけど、お元気になられましたね』と気にかけられると、年寄りはうれしいわけよ。でも、年寄りは年寄りで若いコに対して素直に接してあげることが大事だよな。入院しても、お医者さんや看護師に愛されるのは、素直な年寄りだからさ」

御年83歳。“健康でチャーミングな老人”を目指し、まむしさん自身は週に2回スポーツクラブに通っているという。

「いつも5〜6人のおばさんと一緒にプールに入ってるよ。年を取っても色気は失いたくないからね。若い女のコとだって飲みに行くことも多いんだ。ところがそのスポーツクラブのおばさんたち、おれが変なスキャンダルを起こさないように『マムシを守る会』というのをつくって、おれを見張ってるんだって。

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